物件の問い合わせで思うこと…

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2022年02月21日

物件の問い合わせで思うこと…

長年不動産業を営んでいると、お問い合わせがあった段階で思うことがあります。
「このお客様、買ってもらえるな!」と。

「この案件、決まるな!」と。
 
お客様ご自身に直接聞くわけではない、「不動産業者としての感!」をここでは語ります。 

「嫌だなあ」と思うお客様からのお問い合わせの場合…

「いくらになるんだ!」
最初から値段ありきのお話をされるお客様、最近は減ったのですが、今でも年配者や経営者様に多い傾向です。

こういったお客様には、「値引きは一切ありません」とハッキリ回答しています。
何故なら、不動産仲介の場合、「売主様の承諾がない値段交渉は応じない」というのが第一原則だからです。 

「物件について詳しく知りたい…」何を知りたいのか?

物件詳細は、販売図面や広告などで記載をしています。それ以外の「物件について詳しく知りたい」とあれば、具体的に何が知りたいのか?
聞きますと、「そういう項目があるので、チェックした」と。

んー、その必要があるか?と思うのですが。

そういう場合は、お電話、もしくは具体的に『何を知りたい』というべきだと思います。 

「取り扱いしたくない」売却相談とは?

売却をされる場合には必ず「理由」が付きまといます。
この理由が、「わけあり」という内容も結構あります。
きれいな話ばかりではありません。

でも、正直に言ってもらった方が、印象が変わります。
「取り扱いしたくない」と思うのは、後から色々と出てくる【
不利益な訳
隠しても必ず出てきますし、わかったときはマイナス要因以外の何もありません。

〇過去に3回、空き巣に入られた。
…空き巣に入られた内容は、告知義務にはなりませんが、事実を隠ぺいしたために「過去に事件性はなかった」という部分について虚偽の告知をしたと指摘を受けて解約したケースがありました。

〇相続が理由で…
相続した時の要因が自殺だとしたら??
必ずバレます。もちろん、自殺物件としてしか処理ができません。
心理的瑕疵は一番厄介なのです。
 
〇支払いが大変で…
きちんと借入状況を全部聞きます。隠していても、契約後最終残金時に「差押」という内容も結構あるんです。
特に、税金・携帯電話・街金、、、
隠す人は必ず、バレます。

〇他社を断って…
どうしてその業者をお断りされたのでしょうか?
理由をきちんとお知らせいただければと思います。 


※きちんとすべてを正直に話していただければ、取り扱いできるケースが大半です。
 
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