2022年09月12日
訳アリ不動産…
一宮市の不動産会社 リアルアイは、不動産の諸問題でお困りのお客様のご相談を多くいただいております。
その中でも、多く寄せられるのが、『訳アリ不動産』に対する内容です。
弊社が得意としているのは、『不動産の相続問題』『不動産の有効活用』であって、売れない不動産は無い認識の中、明らかに『売れない不動産』の事案を多く頂戴します。
【売れない不動産】とは?
不動産売買は、ニーズの有無によって価格差が生じます。
誰もが欲しがる、駅前の一等地であれば、土地価格は上昇しますし、お問い合わせ件数も増えることは言うまでもありません。
一方、住宅地としては不向きな駅前の一等地であった場合、その購買ニーズは限定されるため、 なかなか売れる要件を満たしません。
〇実際にあったご相談の例を挙げてみましょう!
【借地権付建物の売買】売れますか?
結論から言えば、売れます!
但し…
条件があります。
1.底地の所有者(土地の貸主)が建物転売に関し、承諾を必要としない場合
2.底地の所有者(土地の貸主)が同一条件での建物所有を目的とする借地権の譲渡に関し、承諾をして、同一条件で借入ができる場合
3.文面化された譲渡特約が順守される場合
※一例として、八事であった寺院所有地の借地権売買
細かい転売条件が定められており、その窓口は弁護士となっていました。
転売にあたっては厳しい条件が付保されておりました。
【地主と揉めている…】売れるんですか?
結論から言います。
買う人はいると思います。
しかし、自らか火中の栗を拾う様なもの…
そんな条件を成就できる買主は????
よく考えてみてください。
『地主に対し、賃料を払う』⇒『地主から土地を借り受ける』の関係です。
揉める要因は様々ですが、双方の意見を聞いていると、ほとんどが、地主が弱者になっているケースが大半です。
でもフェアでなければ、取引は成立しません。
この内容を解決するには、時間がかかると思います。