2023年05月25日
ハウスメーカー任せにできない土地探し
リアルアイは、相続による土地売却の専門窓口として、土地所有者(相続人)の方の大切な不動産を取扱いさせていただいております。
その情報入手経路により、他の不動産業者を介在させることができない要因も生じています。そのため、他社仲介をお断りするケースもあります。
今回の話題は、【ハウスメーカー営業からの問い合わせについて】=【ハウスメーカー任せにできない土地探し】についてご案内いたします。
アットホーム等情報サイトに掲載をすると…
購入を検討されるお客様からのお問い合わせは、喜んで対応させていただくのですが、ハウスメーカーの営業からの問い合わせには、あまりいい結果がありません。
何故なら、ハウスメーカーの営業は自社の請負契約を第一前提にした営業だからです。
当たり前のことだと思います。
そこで、情報ポータルサイト等に掲載をしますと、多くのハウスメーカーの営業から問合せがあります。
5月20日に登録をした物件だけでも、20社以上のメーカー担当者?個人のお客様?からお問い合わせを頂きました。
そして、皆さんが情報をクリックすると、その数も弊社は把握をしています。
その数が三桁(100件以上)になれば、まず売れていく物件だと思います。
顧客(施主)の利益を本当に考えているのか?
『お客様が探しています』といって、お話をされるメーカーの営業が大半です。
開業当時、よく情報を提供していました。
しかしながら、提供後のフィードバックはほとんどありません。いいえ、全くないに等しいです。
酷い会社ですと、同じ店舗の別の営業から同じ物件の問い合わせを頂戴します。
情報の共有化ができていないという証明です。
お客様の総予算は、自己資金+借入限度額(借入希望額)で決まります。
一例として、総予算5000万円としましょう。
不動産業者の場合は、土地の価格を前提に建物請負契約のできる可能性のある施工業者を紹介します。
500万円の土地なら4500万円、1000万円の土地なら4000万円迄の請負契約になるような計算です。
ハウスメーカーからくる情報は真逆です。
建築請負契約が3000万円なら2000万円ですが、建築請負契約が4500万円なら500万円となります。そして、その際の条件は場所の限定です。
(一例として、駅から徒歩圏とか、最低面積50坪以上とか・・・) まさにないものねだりです。
そして、仮にその物件があったと仮定しましょう。
多くのメーカーにお客様は情報を求めていますから、競合になります。
でもほとんどが、自社の施工のことばかり…
先日あったSハウスの営業はまさにそうでした。土地の予算1億迄…建物含む総額2億迄。そんな大きな商談となれば、気も使いますが、土地が決まらないうちに建物の話が先行していきます。そして土地の価格が高いといってケチが付きます。
これってどうなんでしょうか?
値引きは10%はあたりまえ?(土地価格)
商談に見えるお客様の大半は値引きの話が出ます。
しかし、登録したばかりの物件で、値引き交渉が出たとしたら・・・
通常は断ります。
車や道具と違って、不動産は1点もの。
建物は、何処でも建てられますが、不動産はその物件を逃したら、他では買えません。
10%くらいは引いてもらえる?と当たり前のように言われる方もいますが、この言葉ってメーカーさんが言っている気がして仕方がありません。
リアルアイは、ハウスメーカーに土地資料を提供しません。
何故資料提供をしないのか?
今は情報社会で誰でも入手可能な物件情報です。
どうしてわざわざメーカーに提供する意味があるのでしょうか?
情報提供は決してタダではありません。
通信費・広告費をかけて管理しています。
今日もありました。
何度となく携帯電話から着信がありました。
弊社から連絡を差し上げたわけではありません。
070-77〇7-〇〇〇〇
この電話窓口は、ハウスメーカーの営業(女性)です。
鉄骨系の大手です。
アットホーム(情報サイト)を見て、物件の資料が欲しいという内容でした。
ちなみにその物件情報には、記載をしてあります。
【不動産業者・ハウスメーカーの営業からのお問い合わせはご遠慮ください】と。
さらに、その会社の別の営業が再三弊社へ飛込来社されました。
『アポイントを取ってからお願いします 』と言っても相手の都合です。
少人数制で営業している会社にとって、負担以外の何物でもありません。 もう来ないと思いますが…。
きちんと情報提供後のフィードバックをしない営業手法に対し、一言言いたいだけです。 できる営業は、きちんと報告してきます。できない営業と取引する必要はありません。
土地探しはご縁!不動産会社によく相談してください。
どうしても建物建築から夢を描きたいのが本音だと思います。
でも、土地がなければ家は建ちません。
その地主が土地を売ってくれなかったら、どうするのですか?
今回は、弊社が売主の物件についてでしたが、融資を取り扱う金融機関も同じような対応をされてお困りのようです。
資金計画だけなら、ファイナンシャルプランナー在籍のリアルアイへご相談してみてはいかがでしょうか?
社長伊藤も今自宅を新築中です。
ハウスメーカーには一切相談をしていません。
資金計画、これくらいかかるだろう…という目線で工務店に依頼しています。
間取りプラン、自らが作成し、建築士の指導の下、確認申請をしました。
ハウスメーカーの営業に負けないプランニングにも自負を持っています。