宅地建物取引業免許更新 (2)から(3)へ

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2025年11月09日

宅地建物取引業免許更新 (2)から(3)へ

一宮市で創業した株式会社リアルアイ
おかげさまで、創業11年目を迎えられました。
税務申告については、不動産取引に欠かせない相続税にも強い税理士さんを!と決めて、創業時からずっとお世話になっている税理士法人さんへ会計監査報告をお願いしている真っ最中です。

宅地建物取引業免許に関しては、法人設立登記完了後すぐに申請をし、偶然にも11月10日から営業をしてもよいという、県知事からの免許を得て今に至ります。 

不動産業者の数…

リアルアイが免許を受けて以降、新たに愛知県知事免許で開業申請が出た業者数は約3000社
うち、現時点で免許が継続されているのは、約2500社
個人で免許を受けて、法人に変更すると免許番号は変わりますが、実数は変わらないので、500社は廃業もしくは国土交通大臣免許への変更があったものだと考えられます。
 
一方、国土交通大事免許で本社が愛知県の会社は 129社、うち免許番号が(1)~(2)までの数は78社
(1)~(3)までの会社になると86社ということですから、先述の500社のうち、多くは県知事免許を受けて営業開始してから廃業されたということになります。

不動産業にかかわらず、創業以降、1年目での廃業率は個人で 37.7%、法人で20.4%という統計もあるようです。(中小企業白書2006年データ)
 

継続して営業するために…

不動産業者が継続して仕事をするためには…

信頼と実績作りがすべてではないか?と思います。
もちろん会社経営ですから、資金面の調達も大切ですが。

幸い、リアルアイの場合、買取をさせていただいた物件の成約スピードは、
他社に比べて早いといわれています。

これは、相場観をきちんと把握したうえで、諸問題の解決を行い
早い時期の条件見直しも含めて対応をしているからだと自負しています。
取得時には借り入れをすることもありますが、基本借入期間の延長を申し出したことは10年間で一度もありません。逆に、「借りたら返す」が基本、できるだけ早い時期に資金を調達し、返済するというスキームで営業をしていますから、金融機関からの信頼も得られているのでは?と感じています。 

逆に、「売れない不動産」の特徴を言えば、「最終的には価格」に反映してしまいます。

継続して営業するためには、知識もないといけません。
大手だから安心?と先日書きましたが、間違いなく言えることは、
「取引実績」だけを問えば、様々な取引を扱っている面だけでも、負けない気持ちを持っております。 

創業時に苦労したこと

創業時に苦労したことといえば、「元大手営業マンのプライド」
お問い合わせをしていただける方の多くは、元大手営業マンだった社長伊藤を名指し。
そして、その期待に応えることができればいうことはないのだが…

大手にできて、自社でできないことといえば、圧倒的な広告宣伝量
これだけはかないません。

情報の集まり方も違います。

だからこそ、「大手にできないこと」に特化した営業手法へと切り替えていきます。 

カスハラ対策

不動産業に限らず、受け身で受託する業種はどこも同じだと思います。
問い合わせの大半が「携帯電話」
そして、問い合わせをしてくる方の多くが、「素人さん」
懇切丁寧に説明をするのですが、理解していただけない時もあります。

そうなると、創業時から決めていることがあります。

【お取引をお断りする】

突然の来訪、「土地を探している」という相談。
これは、多くの場合、自社物件に対する問い合わせと思いきや、「理想の追求」
夢をお聞きするのは結構なのですが、「できないものはできない」とはっきりお答えするべきだと思うのです。

すると、ちゃぶ台をひっくり返す勢いで帰られたこともあります。
残念な話ですが、「絶対買えない」と断言できる方でした。

自動車ローンは組んだばかり…
自己資金ゼロ…
商工自営業者ではないものの、安定しない収入…
絶対あり得ない購入条件…

「偉そうに…」といわれることもありますが、気にしません。
なぜなら、社長伊藤が過去に取引した買主様で、「住宅ローンが払えないから売る」と言われたお客様は一人もいません。商売をされている方で、「住みかえたい」という理由から再度売りに出される事案はありますが、購入後、単純に賃貸逆戻りパターンの売却相談は転勤事案だけです。

土地から購入して家を建てる段階で、相当な資金が動きます。
これらをはっきり言わないで売る営業をされる会社がまだあるのかもしれませんが、弊社は無理な営業は一切いたしません。

そのため、その見極めのために、通話内容は録音しています。 

ハウスメーカー営業と取引しないのは…

先日も、そのようなお話がありました。
あるハウスメーカーの営業からでした。

理由をはっきりと申し上げました。
弊社のホームページにも記載をしています。
でも、自分の自己都合だけを先行してお話をされる方が大半です。

「これから紹介をするために…」
具体的なお客様ではありません。

予算と地域だけで漠然と伝えていくお客様へのプレゼンテーションだと思います。
このフィードバックがない会社さんが大半です。

「先日紹介をしましたが…」連絡がないということは、動きがないということです。
連絡をしてこないということは、元々購入を検討する顧客ではなかったということです。

不動産の内見希望があったときに、まず一番に聞きます。
自己資金と購入動機です。
これを言わずに、どうして買えるのでしょうか?

「JUST LOOKING」ではすまないのが、不動産内見です。

「OPEN HOUSE」と表示のあるところで、堂々と無記名で内見をされればよいのではないでしょうか?

「売地」とある看板があれば、そこへ実際に足を運び、必要に応じて問い合わせをする。その問い合わせは本来、購入者自身であるべきだと考えます。 

売りに強い理由は簡単である

自社が売主となる物件であれば、購入希望を言われても「売らない」という選択肢があります。
 
一例は、パワービルダーです。
自社のリスクを少なくするために、「B to B」取引となれば、リスクは分散が基本です。
「B to C」なら話は別です。
一般エンドユーザーを相手にする買い手に回る際に、あまりにも理不尽な契約条件が多いと聞きます。
【少額手付】【先行着工】【契約不適合責任期間の延長】
どうしても売りたいときは別です。そうじゃなければ、お問い合わせにすら応じません。 

自社が売主なら、気持ちよく買っていただける相手に譲りたいと思います。
自社が売主なら、わざわざ他社仲介をしていただく必要はないと考えます。

ということは、「手数料はいただきません」というハウスメーカーの営業に紹介するのは??となるのですが、残念ながら、創業以来決まった試しがありません。
お客様からの相談で…と同席されるのは構わないのですが。

要するに、「物件ありき」 です。

草刈りするから縁がある

受託した仲介物件は少しでもきれいに見せようと考えます。
お掃除をしたり、草刈りをして見栄えをよくするのは大切なことだと考えます。

草刈りは大変です。できればしたくないです。
でもこれをしたことによって、縁が生ずることもあるのです。 
なので、気にせず行うようにしています。 
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