2020年05月05日
非常事態宣言延長~米スポーツジムの経営破綻から
SARS-Cov-2 COVID-19問題で米国ゴールドジムが経営破綻
アメリカは日本以上に感染問題で大変な状況なのではないでしょうか?
その影響からか?失業者数も増え、経営破綻する企業も…その一つに、ゴールドジムが連邦破産法第11条の申請をし、経営破綻しました。
幸いなことに、日本のゴールドジムはフランチャイズシステムで、米国の資本は入っていないとのことで、営業を続けるそうですが、ブランドイメージが下がってしまった気がします。
やはり、SARS-Cov-2 (新型コロナウイルス)の感染を恐れるために、足が遠のいたのでしょう。
一宮市にもいくつかスポーツクラブがありますが…
愛知県においても、スポーツクラブはクラスターを生じたといわれる原因になった事案がありました。その影響で、一宮市内のスポーツクラブも閉鎖を強いられています。
かつては、社長伊藤も一宮市森本にあるコナミスポーツクラブへ泳ぎに行っていましたが、サラリーマン時代に異動で豊橋に赴任した時以降、通う時間を作れなくなり休会状態にしてあります。
コナミといえば、ゲーム機メーカーのイメージで、スポーツクラブはその健康維持のための企業戦略として運営されているのだと思います。しかしこの騒動で、休館になっています。
全国展開をするホリデースポーツクラブは、愛知県の不動産会社が経営しています。
同じように休館となっていることに加え、 多店舗展開をしていたのが、一部小休止という記事がありました。
一宮市木曽川町で新しいスポーツクラブの勧誘の新聞折込チラシが入っていました。
しかし、5月中は入会申し込みをしても実質休会(営業していない?ゲストが自粛?)扱いでも構わないような記載がありました。
営業されていなければ、その間のプールのメンテナンス(意外にお金がかかる)や、働くスタッフさんの給料など、 負担を強いられていきます。
どこも運営は厳しいと思います。
今回の騒動が終わったら、再び活気のある状況となればいいなあと思っています。
経営破綻になる前に…
国は様々な経済対策を発表していますが、一番苦しいときかもしれません。
スポーツジムの破綻じゃないですが、5月末までもたない経営者さんも結構あるのではないでしょうか?
特に首都圏の飲食店…高い賃料は売上に関係なく発生している、従業員の人件費も高い、店を開けても来店するお客様が激減。
苦しいのは飲食店だけじゃないんです。我々不動産業界も同じかもしれません。
なので、できるときにできることを…という気持ちをもって創業以来つとめております。
「不動産業者は波が激しい業界」だと言えます。
「手数料収入が何百万円になることもあれば、ゼロの時も…」
そんな時は、前向きにとらえ「今できることをやる」ことだと思います。
でも外出自粛と言っているときに、どうなんだろう?
「食事」という部分で、外食産業は我々の生活に深く影響しているのかもしれません。
「社交場」となっている夜の歓楽街、名古屋市中区錦3丁目のあるお店の経営者さんと長いお付き合いをしていますが、店舗を閉めて1か月になろうとしている中、「苦しいけれど、今は我慢」というお言葉を頂戴しました。
普段、夜の高いお酒を出す店には接待以外ではいきませんが、この接待そのものが見直される時期が来ているのかもしれません。でも、終息したら、元気な顔を見に出かけたいと思う人はいっぱいいるのではないでしょうか?
ですから、この経営者さんも「今は家でじっとしている」と言ってました。
ゴルフが大好きでお客様と毎週出かけている方が、外出自粛をしているのです。
間違っても、「休みの日だから釣りに出かける」「どうせ暇だし、だれもいない山奥でキャンプでもする」と言って出かけた方が、ひょっとすると感染源になる可能性も秘めているんです。「実家に帰ろう」と、長距離バスや新幹線に乗れば、その乗客から感染する可能性も、乗客に感染させる可能性もあるんです。
でもそろそろ限界?
そんな時は、大掃除もいいのでは?
空き家、空き地をお持ちの方であれば、内部の整理や草刈り等をされるのもいいと思います。
そして、資産のスリム化を図る!
自営の方であれば、在庫を減らす方法を考える!
経営計画の見直しを思い切ってする!
不動産会社は、そんな時にお役立ちできればと思います。
貸せるものは貸す!(駐車場?賃貸住宅?倉庫?事務所?店舗?)
お金を生まないものは処分する(売却)
不動産は2つ同じものがない…だから難しい
店舗は完全休業状態にしていますが、お問い合わせの対応は、メールや転送される電話で行うことができます。
弊社においても、不動産の内見希望をいただいたお客様には、原則「非常事態宣言」解除後にご案内をさせていただきたいところですが、受託している売主様のことを考えると、そうも言ってられません。
そんな時に、弊社で受託中の物件に3組のお問い合わせが…
1件はメールアドレスだけ記載の方
⇒連絡を差し上げるも、ご返事がありません。
1件は県外在住の方
⇒さすがに遠方からのお問い合わせだったため、事情が不明なので非常事態宣言終結以降のご案内をお願いしました。
1件は物件の隣接市に在住の方
⇒購入動機もはっきりしていた方で、 「不要不急を承知で内見をしたい」ということでしたので、店舗休業中といえど、時間にゆとりを持たせて、現地に早く出向き、次亜塩素酸水を使い、床や窓を拭き、窓を開放状態でマスクをしてお客様を迎い入れ、ご案内をさせていただきました。
即断即決には至りませんでしたが、このような環境下です。真剣に検討される方じゃないと、なかなかご案内をさせていただこうとは思いません。 でも同じ物件は2つとしてないのです。
解決策はある…
一宮市の不動産会社 株式会社リアルアイは、リップサービスができる会社ではありません。
厳しいことをいうとき、後で振り返ると「あの時…」と言っていただける取引を目指しております。
「よかった!」と言っていただける取引を目指しております。
提携する中小企業診断士もいます。
そして不動産業者目線で見る、店舗運営計画をご提案できると思います。
何故なら、社長の伊藤は、自らが創業者であるからです。 元飲食店経営についても学んだことがあります。平成バブル期には、学生の立場で全国を地場産業商品をもって営業に飛び回った経験を持っています。不動産業界に入ってからは、経済が下降線の時でも、お客様とともに成約に向けた営業活動をしておりました。
経営相談についても、よければお聞かせください。