紙ベースからAIへ(住宅ローン編)

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2020年08月28日

紙ベースからAIへ(住宅ローン編)

一宮市の不動産会社 株式会社リアルアイでは、各金融機関の取扱いする住宅ローンについて事前審査の窓口にもなっております。今回はその中でも三菱UFJ銀行の話を…
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ペーパーレス化へ

従来住宅ローンは、事前審査の際にお客様自らの筆跡による記入が義務付けられている事前審査用紙があり、その記入をいただいてからFAXで各金融機関にお送りしていました。

ところが、不動産業者の中に、お客様に成りすまし代筆などを用いて、勝手に融資申し込み審査をする等問題ある行為をすることが頻発し、記載した書類の原本提出が絶対となっていきました。

リアルアイでは、代表者が大手不動産会社勤務時代に、当たり前のことのようにやっていたお客様自らが記載をするということ、またサラリーマン時代に相当な件数の住宅ローン持ち込みをしていたこともあり、いまでも三菱UFJ銀行住宅ローン担当者様との間で、良好な関係を作っております。

そんな中、ペーパーレスによる審査への移行を進めるというお話がありました。 

ローン事前審査は、お客様自らのスマホやPCを使って

不動産業者が介在して行う部分と、そうでない部分とに分かれますが、融資申し込み~金銭消費貸借契約に至るまでをWEBで完結しようという試みは、窓口業務を減らし、今までのような担当者様の稟議書による融資の取扱いとは大きく異なると思います。

具体的には、勤続年数や年収、お勤め先の状況、過去の借り入れ状況、物件の属性等、審査の基準をスコア化して、ある一定基準を満たすか否かで、金利や貸出額、貸出期間などの審査が行われるということ。となると、勤続年数の長いサラリーマンには高評価で、中小自営業者にはますます厳しくなる? かもしれません。 

ネット系住宅ローンを追従か?

楽天などのネット系金融会社が取り扱う住宅ローンが一時よく見かけるようになった背景もあると思います。無店舗でローンの申し込み~金銭消費貸借契約までは、地域に登録された司法書士がアウトソーシングにて行うというもの。当然、司法書士の報酬も事務手数料などが加算され、目に見えないところで余分な費用が発生することにもなりかねません。

そのためリアルアイでは、ネット系住宅ローンは、あまりお勧めをしていません。 

金利も事務手数料も変わる…

窓口で対面手続きする場合に比べ、ネットで申込みをすると、金利が減免されることもあるようです。
また、融資事務手数料も従来事務手数料+保証料と言った形から、融資額×〇%という取り決めに代わるようです。短期間で借りる人にとっては不利な内容ですが、長期で借りられる方にとってはお得になることもあるようです。 
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