2020年11月25日
住宅ローンの金利は固定がいい?変動がいい?
そんな質問は、弊社初契約のお客様から…
今から5年前にご契約させていただいたお客様から、弊社に電話が入ったのは15時過ぎ…。
『5年固定で借りていたローンについて相談がしたい』という内容でした。
当時の金利と比べて、今はわずかながらに上昇しているものの大差はなく、再び固定にするか?変動にするか?今後の支払いを考えて、一部繰り上げ完済をするべきか?という質問でした。
参考までに…主要各銀行の金利は?
大手都市銀行等もネット系申込で金利優遇
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三菱UFJ銀行 変動0.475% ネット専用住宅ローン変動金利選択プラン
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三井住友銀行 変動0.475% WEB申込専用住宅ローンⅠ
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りそな銀行 変動0.470% りそな住宅ローン(金利プラン全期間型)融資手数料型
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三井住友信託銀行 変動0.445% <リレープランフレックス>【全期間一定金利引下げ】融資手数料型
(上記は2020年11月2日現在の金利です)お客様の属性などにより、金利は異なります。
ネット系住宅ローン会社の方が安い?
最安値金利を表示しているのは、ジャパンネット銀行で変動金利は0.380%、
諸手続きがネットで行うメリットを生かし、長く借りられる方にとっては優遇もありよいかもしれません。
固定を選ぶとすれば…
5年前にご購入いただいた際には、変動も固定も金利差はほとんどありませんでした。なので、迷わず固定をお勧めしたのですが、今だとどうなのか?
各金融機関の担当者に聞いてみると、圧倒的に『変動金利』を選ぶ人が多いそうです。
やはり、目先の返済額に対する割安感が生じているからかもしれません。
各金融機関の特徴をよく見据えて…
大手不動産会社の場合、多くは都市銀行でのお申し込みが大半を占めるそうです。
理由は、融資申込から回答までの速さ、そして実行までのスムーズさがあるのだそうです。
半面、自営業者等、住宅ローンを借入する際の要件が厳しい場合、信金や地銀等への持ち込みが多いらしく、弊社においても取り扱いは二極化しています。
お客様本位で申込みをするのは結構なことですが、融資承認までのスピードを重視するパワービルダーの建売購入の際などは、よく担当者様とご相談されるといいと思います。逆に、ネット系などの目先の金利で選ぶと、「司法書士」が金融機関からの借入手続きに関する委託を受けて対応していることもあり、その費用負担はお客様となるため、割高になるケースも。
また、完済時の書類の手配など、電話や店頭で聞くと、とても分かりづらい対応をされるという話も聞きます。
無理のない返済で、いい買い物を!
一体いくら借りれるのだろう?
そんな質問をよく受けます。
年収の5倍という人もいます。
基本、税込年収の15%~20%くらいに抑えた年間返済額が望ましいのですが、年返済比35%まで見る人もいます。
ご相談いただければ、ライフプランに基づいた資金計画を無料で提案させていただきます。