2021年09月05日
土地を売りませんか?DMで気づくこと・・・
一宮市の不動産会社 リアルアイが管理する不動産に「なかなか一般市場に出ていない物件を探しています!」という類のDMを所有者が受け取ったという連絡をいただいました。
不動産会社に限らず、誰でも法務局に出向けば、その土地の所有者を調べることができます。(登記事項証明書の取得等により)
しかしながら、ちょっとびっくりした内容は…
近隣の人からあたってほしい…と言われた
不動産業者はどこでも、売りたいという人に対し、アプローチをかけて営業します。
今回は、おそらく登記事項証明書をご確認いただいたうえで送付されたものだと思います。
そういって、土地の所有者様にお伝えしたところ、
「売却する意思のない私には、迷惑以外の何物でもない…」と。
そりゃあ、そうでしょう。
そして、登記事項証明には記載のされない内容があります。
それは、マンションやアパートなどの部屋番号です。
あるいは、その物件が何棟もあるような集合住宅だとしたら…
発送されたDMが届かないこともあります。
そうなると、住宅地図などを広げて、所有者を特定することもあります。
でも、果たして???
リアルアイにまかせる!そう言っていただいたお客様は…
DMを送ってきた業者は一宮市内の業者でした。
しかし、弊社との取引関係は一切ありません。
当然、全く見知らぬ善意の第三者になります。善意か?どうかは別として・・・
「(代表者の)伊藤さんから、連絡をしてほしい…迷惑なので!」と。
所有者のご意向に従い、ご連絡をさせていただきました。
『どうして、送ってきたの??』と聞くと、空き地を調べて・・・とのこと。
まあ、これでは相手に対しても、あまりきつい口調では話せません。
なので、はっきりと申し伝えました。
『弊社で管理している土地です。現在造成工事を行っている物件ですが、売却する予定はないです。 』それに、一般のお客様にご紹介をする内容とは逸脱しますよ・・・ときっぱり。
遠方のお客様がリアルアイを指名していただいた理由は?
このお客様に関してだけ言えば、『良縁』だったのだと思います。
以前に所有される土地を買取させていただきました。
そして、他の所有地についての、管理も一切任されています。
さらに・・・他社で実際に取り扱いのできなかった相続事案を、きちんと権利関係を整理させていただきました。
そして、この後に発生するだろう相続対策を兼ねた提案をきちんとさせていただきました。
『夏場の暑い時期に草刈りしてくれる不動産屋さんは、他にない!』と。
ありがたい限りです。
後日、管理地(月極駐車場)の看板を設置する予定です。
この看板が設置されていても、DMは来るかもしれません。
『DMが来ても、無視してください』ときっぱりお伝えしています。
弊社も同じように、調査をせずにDMを送ってしまうかもしれないですが、不動産業者の手法だという認識だけしてもらえれば…とお話差し上げました。