2022年05月08日
土地賃貸借契約の解除
生前より貸付していた土地の賃貸借契約、以下の事由により解除することになりました。
旧法借地権でお悩みの方、リアルアイの伊藤は、過去に複数の解約手続き(契約終了)の手続きを踏んでいます。
耐震問題を考慮する。
各地区町村では、建物の耐震診断を行い、改修の際の費用見積もりを無料で行っています。
今回の対象地は、一宮市、一宮市のホームページにもそのご案内がありますので、ご紹介いたします。
一宮市 〈木造住宅の無料耐震診断について:一宮市ホームページより〉
地元町内の過疎化
都心部ほど、年配者の居住率が高くなる?
しかし、人口の減少はどうしても避けられません。
50年前には14軒あった町内の南街区も、今では6軒、しかも近隣では解体工事がどんどん進んでおります。
子供会もなくなりました。
生活環境の変化
周辺の商店街が軒並み廃業する中、大型店舗への集約が進み、街も移り変わりが目立ちます。
その中で、『土地を借りる』時代から、『土地を取得する』時代への変化も起きています。
昔から借りているという旧借地での契約依存も、子供たちが都心部へ、首都圏や関西圏へ、あるいは名古屋へ移住する中、郊外の借地をわざわざ高い賃料を払ってまで住み続ける意味がないということではないでしょうか?
また、周辺は多くが月極駐車場化、一部はコイン駐車場となっている場所もありますが、昨今のコロナ問題で駐車場の供給過剰も避けられず、今に至っております。
今回、相続が発生したことが理由で、土地の賃貸借条件の変更をお願いするいい機会になりました。
そして、この度調整をしていた賃料改定のご案内も含め、建物解体をきちんとしていただいてお返しいただくことで合意ができたことは、大変ありがたいお話となりました。
今後、10月以降、解体工事を行いますが、その内容は随時ご案内させていただきます。