私有地への無断駐車

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2022年10月16日

私有地への無断駐車

一宮市の不動産会社 リアルアイでは、月極駐車場の管理を行っています。
今回の話題は、月極駐車場に放置(残置)されたフェンス・構築物についてのトラブルです。
 
リアルアイ月極駐車場看板

19時過ぎに電話が鳴る…

19時過ぎ、リアルアイに電話問合せがあったのは、月極駐車場の契約者から

「勝手に自信が契約している駐車場にフェンスのようなものが置いてあって、駐車できない」
  

現地確認に行く旨をお伝えし、出向くことに。
(リアルアイは、土日祝日は基本定休日です)

その前に聞きました。
『???弊社との間で駐車場契約はされていませんよね?』
「はい、地主と直接古くから契約をしています」

『すみません…地主に確認してご連絡差し上げます』
(弊社では、募集時の契約がない方に関しては、確認ができません)
 
「実は兄が契約していて、私は弟なのですが…私が代わりに使用しています…」
(身内といえど、転貸は基本認められるものでありません。)  

『申し訳ないのですが、地主も弊社でもそのような工作物を置くようなことは行っていません』
(そもそも、契約している車両のトラブルは自己責任で対処いただくお願いをしています) 

20時過ぎに現地到着…

実際に出向いてみると、確かにブロック2丁にフェンスが残置されている。

そして、その残置した張本人が偶然にも出向いていた。 

『誰の許可で、このフェンスを置いたのですが?』

「無断駐車がされるので…」

_???

『地主じゃないでしょ?誰の許可をもってそのような行為をしたのですか?』

「良かれと思ってやったけれど、移動させます」

そこへ、電話を頂いた契約者が来る。

『私どもで、この行為を行ったわけじゃありません。この方が、地主や弊社に無断で置いていたようです』
(流石に申し訳なさそうにしてみえました)

無断駐車をする者が一番悪い!

今回のケース、無断駐車をする者が一番悪いのは言うまでもありませんが、過剰な防衛をすることもどうかという難しい事案です。

月極駐車場オーナー様にとっては、このようなクレームは日常茶飯事!
過去にも弊社の西隣地で、無断駐車が絶えず、基本そのクレームについては、契約者が全て対応するようにお願いをしてまいりました。しかしながら、以前からご契約をされている方に関しては、弊社で把握のできていない実態もあります。

看板がついているから、何でも言えば解決される…とお考えになりがちですが、かかってくる電話はほとんどが携帯電話、そして誰かわからないものを不動産会社は受けているのです。

月極駐車場のクレーム対応のわずらわしさから解放されませんか?   

無断駐車されたら…

自己の契約している駐車場に無断で駐車されたらどうするのか?

一番は、その駐車する権利を行使できないことを理由に、警察へお問い合わせください。
警察は、基本民事不介入です。しかし、困っている車両の持ち主に対しては、どうすればいいのか?アドバイスをくれるはずです。

夜中でも、車両所有者を放送で呼び出すこともあります。
所有者の情報を確認したうえで、連絡をしていただくこともあります。

それでも連絡がつかない場合、その警察官の指示に従い、自らの車両駐車をどうすればいいのか?聞いてみてください。
 
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