2024年02月22日
分譲業者に土地を売るべきではない理由・・・
弊社に寄せられた相談内容で、あまりにもひどい内容だったので、ここで開示させていただきます。
ずばり・・【大手パワービルダーに土地を売るべきではない】理由
確かに一般エンドユーザーよりも高値好条件で購入申し込みがある?
一般のエンドユーザーが土地を探そうとする場合、必ず弊害となるのが、建築プランと資金計画。これをまとめ上げようと躍起になって営業をするのが、ハウスメーカーや中小工務店だと思います。
多くは、複数の土地を各不動産会社に請求、施主が気に入った土地を商談に結び付ける手法が大半で、弊社ではほとんどの場合、一方的に資料請求のあった業者が決めてきた事例はほとんどありません。
これに対し、パワービルダーは一定条件をクリアできるなら、販売先としてはむしろお勧めできるのかもしれません。 何故なら、エンドユーザーの希望価格よりも高く売れる可能性があるからです。
特約の嵐…それでも売りますか??
ところが、高値で買う以上、条件面でも厳しい内容が生じます。
〇確定測量
〇越境はNG
〇地中埋設物もNG
〇心理的瑕疵については要相談
一番気になるのが、越境問題です。
例えば、確定測量を完了しないと、越境の有無は確認できません。
そして仮に越境が生じているとなると、その部分は治癒して渡しなさいという特約が入ります。
これって・・・
分譲して再販売するから当たり前だと思います。
一般の方であれば、この事実をちゃんと説明をして理解を得られれば、問題はないと思うのが不動産業者的な発想です。しかし、不動産業者が売主となれば、そうはいきません。
また、契約不適合責任の付保は、引渡後6ヶ月という事案もあるようです。
6ヶ月???下手をすると、その間に建築が進み、そのクレームが次のユーザーから出たら、損害賠償を求められる??なんてこともあり得る気がします。
リアルアイが買受をする場合は???
弊社で買取をする場合は、基本【契約不適合責任免責】を前提にした契約内容にしています。何故なら、手残りが確定するからこそ、業者買取をと薦められるからです。
そのため、パワービルダーなどの買受金額よりはリスクをとって安くなってしまうこともあります。
一般エンドユーザーが本当に理解して契約をしているのか??
ここ最近、弊社に寄せられた相談事項です。
〇取引仲介業者:大手
〇買受業者:パワービルダーA社
相談の内容…売主が自ら解体業者を手配し、整地を行ったが、不完全なままその業者が工事を放棄?年末年始休日に入っており、担当者と連絡が取れず・・・
特約分を確認すると、地中埋設物についての特約の他、側溝改修についての特約が記載。
工事業者のご紹介をし、引渡に間に合うものの、側溝の修繕を求められるが一般市場価格よりもびっくりするような金額の請求があった。
特約内容を読み返してみると・・・
明記していない事項(一例として口約束)があり、この点は問題視を・・・。
※弊社では上記2社との取引は行いません。何故なら、三方よしの感覚ではないからです。
リアルアイは分譲用地の仲介を得意としています。
もし、大きな土地をご所有されていて、不動産の売却を検討されるなら、リアルアイに是非お任せください。
法人仲介実績もある弊社では、エンドユーザーの立場に立った仲介をきちんと説明してご案内します。
一般エンドユーザーが売主様で、成約した事案
〇旧繊維工場跡地1000坪の売却(江南市)…個人所有
〇旧繊維工場跡地800坪の売却(一宮市) …個人および法人所有
繊維の街だからこそある、地中埋設物の問題や、地歴調査、地質調査に至るまで、きっちりご案内をさせていただきます。そのうえで、証明をつけて売却をすることで、余分な特約を少しでも省いた契約ができると思います。
不動産の売却ならリアルアイへお任せください。