2024年05月24日
残金決済を迎えて思うこと
本日は、一宮市奥町の土地の引渡し(残金決済)でした。
売主様、買主様双方が顔を合わせて、金融機関で金銭のやり取りをさせていただくのですが、その際に思ったことを…。
いい物件に巡り合えた!
そう感じていただいたから、結論を出し、ご契約いただいた買主様
やっぱり伊藤は本音で話すから、いろいろ言われることも…
例えば・・・
外構工事!
『せっかく境界杭を設置したのだから、きちんと囲った方がいいですよ!』と。
そして、境界線ギリギリに塀を建てるのではなく、少し控えたところに設置するのが通常のやり方です。と・・・
ああ、なるほど・・・
その事案でお出ししたのが、弊社で買取をした物件の施工状況の写真。
境界杭から2センチ~3センチほど控えて積んだコンクリートブロックの話など、隣接する所有者様との良好な関係を気付いてほしいなあと願うばかりのお話でした。
『決まった!』と言ってから、手続きが早い!(売主様の声)
色々おまかせしてよかった!とおっしゃっていただけるのは、売主様。
前所有者の生前中にお会いしたのをきっかけに、不動産取引のご縁を頂戴したのですが、やはり決まるときはあっという間。
そしてこの時にお話したのが・・『鉄は熱いうちに打て!』です。
迷ったらだめですよ!という中、何もリスクがないように徹底して工事を進めた解体も側溝の問題や、水道メーターの問題などをきれいにクリアにしてお引き渡しをすることに。
次の相談も・・・
良縁を結ぶ仲介
実はこの土地のお話、いろいろありました。
古家有状態で売りに出すと、『中を見せてほしい』
お見せすると、「使えない」「お金がかかる」
こんな話ばかりでした。
思い切って解体に着手すると、越境問題(当該地が加害者だった部分)も解消され、リスクを全てお客様に説明できる要因が整いました。
ハウスメーカーや工務店経由でお話をしていたらどうなっていたでしょうか?
おそらく、メーカーの都合が優先し、土地の所有者の意図とする部分はかき消されてしまうのでは?と感じていました。
また、大手不動産会社の営業だったら???
まず、業者買取???
そんな営業しかできないのが実情だと思います。
【良縁を結ぶ仲介】
エンドユーザーに特化した営業手法です。不動産売買は仲介が基本。そんな営業手法で長年やってきました。どうしても買取が…と言われるお客様には弊社の利益を考慮した価格での買取はさせていただいておりますが、ヤッパリ仲介はいいと思います。
決済を行う司法書士さん
弊社では、特別な事情がない限り、弊社指定の司法書士をご利用いただいております。
何故?と言われるのですが、わけがあります。
双方にとって、偏りのない取引を行うためです。
では特別な事情とは???
よくあるお話が、売主様主導になるケースです。
権利証がない…
過去にも取引があり、そのほうがスムーズだと判断される…
もともと司法書士さんの相続案件で弊社が受託した…
これらの多くは、複雑となる権利関係の整理をだれが一番的確にできるか?という判断です。
間違っても金融機関主導の権利関係の取引は行っておりません。