2024年09月27日
住宅ローン金利 上昇へ
金融機関の住宅ローン金利が10月から変更となる。
上昇傾向に!
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行は一斉に0.15%UPへ
金利の上昇は、実に17年ぶりだ。
変動金利の見直しは、4月と10月に行われることが多いのだが、各行は、基準金利に対し、優遇金利制度を設けているため、個々に変化がみられる。
金利が上がれば、不動産価格に影響が?
過去の取引事案等を見ていると、消費者の負担が増す住宅ローン金利見直しの場合、不動産価格に反映することもあったのだが、慢性的な物件不足に加え、建築資材の高騰なども重なり、なかなか価格に反映することは難しいようだ。
となると、金利が上がる前に、購入しようという動きもこれからますます進むのではないか?
金利見直しでも、優遇金利で据置?その影響は??
昨今のネット型住宅ローンの無店舗型営業によるコスト削減などから、一般金融機関の店頭よりも低い金利での借り入れもできると言われている。
一方、見えないお金として、融資事務手数料や繰り上げ返済時の手数料、担保設定時の司法書士の報酬など、従来の金融機関で借りるよりも割高になっている部分が見られるのは仕方がないのか??
リアルアイにおいても、融資申込~承認~実行に至るまでのスピードが速い金融機関を優先してお勧めしている。
金利差が1%以上生ずる場合なら、金利の低い金融機関を進めるのは言うまでもないのだが、大差はない。
ただ、物価上昇のあおりを受ける中、想定される不動産価格への影響は中長期で生ずるかもしれません。