不動産業者のモラル

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2025年10月24日

不動産業者のモラル

お客様が不動産業者を選ぶ際に、何を基準にされるのか?

その大半は、物件ありき・・・

その物件の取扱いを、1社しか行っていなければ、その業者に問い合わせるしかない。
しかし、それを無視した不動産業者がいることをお知らせしておこうと思います。 

情報開示制度に基づく法務局からの情報入手

登記受付簿というものがある。
法務局に申請された登記申請を、記録するものなのだが、情報開示請求をすることにより、その内容を把握することができる。

実はリアルアイも、その手続きを踏んで情報は入手しているのだが、その情報をどのように使用するのか?によって、モラルを問われることがある。

例えば、【売り物件】【管理地】の看板を設置しているにもかかわらず、堂々と「購入希望のお客様がいます」とダイレクトメールを不動産所有者に送り付ける会社もある。
そして多くの人が思うことがある。「どうやって、その情報を調べたの?」と・・・。

業者は答える。「法務局で登記事項を調査して…」
もちろん、合法である。
しかし、「売地」だったり「管理地」だったりする物件の現地にまで足を運んで調査をしているのか?
これについては、NOだと言える。何故なら、不動産業者個人が所有する物件ですら、DMは届くのだから。 

エンドユーザーを装い…

リアルアイは、物件の販売について、ポータルサイトへの掲載を行い募集をしている。
残念な話、ここへ問合せをしてくる大半が不動産業者やハウスメーカーの営業である。
また、携帯電話を用いて、平気で言い出す言葉がある。「物件の確認です」と。

「物件の確認」とは業界用語です。
その物件を、仲介したいがまだあるか?という内容のものですが…近年の業者は、「先アリ」=他の不動産業者からの紹介案件、「モミ」=他の不動産業者も含めて契約を締結したい。手数料はみんなで分ける、「餡子」=他の不動産業者の資料を、他業者へ紹介し、手数料を分ける
というような 事案はほとんど取引をしないと思う。
これが、大型物件になったとすればどうなんだろう???

手数料だけでも直で決めれば1000万円を超えるような事案だと、ハイエナのように群がる訳である。

大手FC系の会社は、買いを中心に情報を集めるために、わざわざ問い合わせをしてくるが、具体的に「この物件を購入したい」「この物件に興味がある」という顧客は持っていない。

つまりは、情報をきちんと収集していないということである。
エンドユーザーに成りすませば・・・不動産業者は、エンドユーザーだと勘違いして丁寧にセールスを始める。
蓋を開けたら、不動産業者だったという事案はいくらでもある。

先日も、記名・電話(携帯)・アドレス
これら以外の情報はなく、「資料が欲しい」という。
掲載し料以外に何が必要なのか?購入申し込みを頂いた際に、不動産業者の記載がある。⇒もちろんそんな事案は取引しないのだが。 

法人契約なら…

押印権限のある方からお問い合わせを頂くのが通常だと思う。
最近は、社宅代行?や契約締結代行?弁護士??

弁護士ほど質の悪い話はない。 
【受任書】と送れば何でもすむのか?

答えは違う。
本人に対し、その取引の確認をする義務は不動産業者にはあるし、その書類交付を行わない取引は、反社会的勢力?の可能性だってあるからである。理解ある弁護士なら、あたりまえのように対応してくれるが、質の悪い弁護士を相手にすると、せっかくの取引も台無しになりかねない。

そして、看板を背負って契約行為を締結するものである。
その対応の仕方を間違えると、どうなんだろう? 

弊社がお付き合いをお断りする業者…

【物件確認はメールでお願いします】
物件資料や、指定流通機構、お客様向けポータルサイトにはっきりと記載をしている。
それでも、平気で電話がある

「携帯電話から…」 

何度も、「携帯電話での物件確認には応じない」
【指定流通機構】に登録されている物件以外の、問い合わせには応じない とホームページにも記載をしている。

それでも平気であたりまえのように着信がある。
10月23日 17:24分 見知らぬ携帯電話の番号の着信
弊社の営業は17時までで、外出していた際の話。

通話録音もされていない。
10月24日 AM 折返し着信記録に基づいて電話をする。
一宮市内にあるFC展開をする会社の営業マンの電話だとわかる。弊社との取引はない。過去に、お取引をしないと言い切った業者である。

その後、その会社を訪問すると、具の根も言えない状態である。
物件資料を見れば、歴然とわかる取扱い可否
これらを把握せずに、電話対応をする。

聞けば、ポータルサイトを見て…つまり目線はエンドユーザーと同じレベルである。
このような業者とのお取引は無いものと考えています。 

不動産業者のモラル

物件詳細資料を請求する前に、まず自らがその情報に精通すること…
備考欄や注意書きなどをよく読んで対応ができること!

これらができない不動産業者が増えているのが実情です。

携帯電話から、当たり前のように電話をして資料請求?
業者が堂々と顧客フォームから資料請求?

ありえないと思います。
その会社がどんな会社なのか?きちんと知ったうえでお取引に挑む。
普通の感覚ではないでしょうか?? 

社長伊藤は、若き時代に夜遅くまでお客様の訪問をして対応する姿勢でいました。
今そのような対応をする営業マンは逆にいないと思います。
定時で帰る!
休みはきっちりとる!
そんな時代背景の中で、限られた時間にどれだけ成果を残すのか?

これが対応できる業者が本物だと思います。 

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