2019年08月17日
管理地に無断で立ち入る不動産業者
一宮市の不動産会社 株式会社リアルアイです。
東京の不動産業者の名刺を出す営業らしきものが、「弊社看板の設置してある物件」に無断で立ち入りしている現場を所有者様が確認され、ご連絡をいただきました。
弊社では、どなたがお問い合わせをいただいたか、すべて記録をしています。
着電した電話番号も、全て記録をとらせていただいております。
今回は「売主の承諾を得ている」とその者は言ったらしいのですが、当然売主当事者ですから嘘です。
売主様も不審に思い、名刺を請求したらしく、その後弊社からその会社へ連絡をしたところ、名刺の当事者は、「立入をしていない」という話でした。
現地は、ロープで囲いがしてあり、不動産業者といえど、無断で立ち入りすることは許されません。
この会社さんの名刺を使って無断で立ち入りをされた事実は、記録されています。
不動産業者は嘘をついてはいけない
大手不動産会社の営業の多くは、自己の保身のために平気でうそをつくものもいます。
例えば…A社とB社で買受金額が20%以上乖離していたとします。
すると、安いほうの話で、売主様と商談をまとめ、後日高い方の業者へ転売を模索することも良くある話です。
現実、それが初めからわかっていてお話を勧めたとすると、これは背任行為になりかねません。
そういう行為を行ったことが後で発覚すれば、その担当者、その担当者の上司や担当店舗の長は、懲戒となることもあります。
中小の場合、もっとひどい話があります。
顧客を装って仲介業者に問い合わせをしてきます。(大半が携帯電話です)
話せば、不動産業者だとすぐわかります。
『仲介で取り扱いをしたい』という問い合わせであれば、堂々と聞けばいいと思うのですが、「実は業者なんですが…」と言いだします。
株式会社リアルアイでは、嘘偽りをご法度としています。ですので、不動産業者の方からのお問い合わせは、原則固定電話からお願いをしています。建売業者様であろうと、買取業者様であろうと、会社の事務所から堂々とかけていただければと思います。
大手不動産会社は、断ってもしつこく?
弊社が管理する物件について、「看板を見た」「WEBサイトで見た」と問い合わせをよくいただきます。
基本、商談中の物件以外は指定流通機構へ登録をすることにしていますし、指定流通機構への登録がされていない物件は、他社仲介をお断りするもの(他の業者や紹介者の兼ね合い、権利関係が複雑で、第三者が介入すると煩わしい)で、正当な理由がない限り、法令を順守しております。
例えば、A店の担当者さんが電話をしてくる⇒断る
B店の担当者さんが電話をしてくる⇒断る
C店の担当者さんが電話をしてくる⇒断る
すると、A店の他の担当者が電話をしてくる・・・
その時は決まって、「物件の確認」と言ってきます。
『紹介させていただけますか?』とは聞いてきません。
弊社代表取締役も、元大手不動産会社出身ですが、「物件の確認」という前に、「WEBを見て」「広告を見て」「この物件は紹介いただける物件ですか?」と聞くようにしていました。
最近の業者さんの大半は、そんな聞き方はしません。
看板があれば、無断で立ち入りする…実は、質の悪い業者なんでしょうね。