ポストに投函される売り物件募集のチラシについて

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2019年12月20日

ポストに投函される売り物件募集のチラシについて

売りたい人には有効な情報?

マンションなどの売却依頼をいただく際に、必ずお話があるのが、「ポストに入るチラシ」

『具体的検討をされるお客様がいます!』 
こんなタイトルがあると、売りたい人は・・・気になるかもしれません。
売らない人には・・・一切気にならない話だと思いますし、むしろ迷惑な話。そして興味の方向は??「誰か売り理に出すのかな?」

本当に気になるのは「いくらで売れるの?」だと思います。

一宮市の株式会社リアルアイは、創業以来、紙媒体のチラシを用いたのは、オープンハウスをした際の告知のために行ったくらいで、売り物件収集だけを目的とする折り込み広告やポスティング広告は 行っておりません。

チラシを配るのは?

新人が地域の情報を知るために、実際に歩いてポスティングをすることはあります。
これは、不動産業界入社時に「営業は足で稼ぐための第一歩」と教えられるからです。

しかし、ベテランの営業は、あまりチラシをポスティングする姿を見ません。
ポスティングする時間があるなら、お客様との面談を大切にしようとするからです。
でも本当に面談をしているのでしょうか?

忙しい不動産業者は、朝から電話が鳴り続け、対応が終わったらあっという間に昼・・・なんてことも。
半面、暇な業者は、のんびりと会話をしながら?
そうなると、ポスティングする暇はあまりないので、アルバイトなどに依頼することになります。

アルバイトの単価は、直接雇用で1枚あたり2円から5円くらいまでで、業者に委託すると4円から8年といわれています。マンションの集合ポストなどは、すぐに配れてしまうので安くなりますが、戸建てなどの個別ポストは高く設定されています。

※代表者が大手不動産会社にいた時とは相場が変わっているかもしれません。  

本当に買いたい人がいる?

○○マンション限定で探しています!
そんなタイトルがついていたら、本当にいるかも?と錯覚しがちですが、大半の業者はおとり広告にすぎません。
あまり具体的すぎる内容をかきますと、
〇〇マンション限定で探しています。=探しているのは不動産業者で、買い手を持っているわけではない。買い手を持っているとするなら、価格を決める前に「具体的に検討するお客様をお連れしたい」とはっきり言うと思います。 

ですから、近年の不動産売却物件を募るチラシの書き方も、変化が出ていると思います。

しかし、本当にそのマンションを限定で探しているとすれば…
やはり、弊社でも同じようなタイトルの広告を作るかもしれません。

不動産業者は、正直に話さないといけませんね。 

迷惑なポスティングチラシははっきりと断ろう!

高級なマンションなどですと、ポストに入るチラシをお断りする旨の記載があるところがあります。
管理人常駐の場合は、管理人に許可を求めてからでないと、配布できないところも。

集合ポストは郵便受けであって、チラシを投函されるごみ箱ではない!とおもいます。
頻繁にポスティングされるチラシが迷惑ならはっきり言うべきだと思います。
 
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