2020年04月12日
相続コンサルティング 取得した土地の有効活用について
2019年3月にお問い合わせをいただいたお客様ですが…
最初のお問い合わせは、不動産の売却査定からでした。
とはいっても、御所有者は遠方在住。
なぜリアルアイにお問い合わせをいただいたのか?大変疑問に思い、お聞きしました。
とは言っても、まず物件の調査から…
『すぐ見に行きます!』といって、現地を見ると、境界杭が一部不明でした。
『測量しないと…』とお伝えし、弊社指定の土地家屋調査士に現況測量を依頼しました。
現況測量は、その土地家屋調査士によって費用を請求されるところが大半ですが、弊社の場合は、元大手不動産会社勤務時代にご縁をいただいた調査士法人に無償でお願いしているので、そのままお客様にお伝えしました。
過去に相続登記を行なったが、大変な思いをした…
まずお会いしましょう!といって偶然関東に出張の際に、訪問アポイントを取り付け、お会いすることに。
すると、本当に困っている内容は別にありました。
その物件を登記する際の歴史を所有者から聞く際に、とんでもないことが!
地元一宮市の不動産会社を介し、弁護士や司法書士、土地家屋調査士に依頼したらしいのですが、結果は相談費用や着手費用を請求されただけで放置されたと聞きました。
地元一宮でもそう言う業者があるんだ・・・???
相続登記を放置したために、2次相続・3次相続が…
その当時、問題となっていた人が他界していたり、相続そのものを知らない孫やひ孫が相続人であったりと大変な状況下、紐解きを少しずつして行きました。
その結果、ご依頼からちょうど1年たった4月12日、相続関係書類を整理し、他者ができなかった相続手続きを全て終え、お客様に関係書類をお返しいたしました。
コンサルティングフィーは?
株式会社リアルアイの相続コンサルティングは、基本相談は無料です。
弁護士さんや司法書士さんに相談されれば、初回は無料でも以降は30分にいくら?という内容ですね。
かかった実費(登記事項請求や役場で取得する相続関係書類の費用、郵送費)と必要に迫られて出かけた出張費は請求させていただきます。
今回は、この事項以外に不動産取引もさせていただきましたので、サービスさせていただきました。
しかし、以下の事項に該当する場合は費用をいただいております。
1.専門家の意見を要し、その専門家のフィーが発生する事案
2.依頼者の特別な依頼での、文書作成費用
3.依頼者に代わり、代理権を行使する際の交通費および日当
それらは、ファイナンシャルプランナーとしての業務となり、明確な見積もりを持ってからしか着手はしません。
今回の相談は…
相続で取得した土地の有効活用です。
難易度の高い物件で、接道用件が悪く、広大な敷地、これをどう活かすか?
費用をかけずに出来る限り有効になる提案ができればいいのですが…
一例として上がったのが、赤道(あかみち)のセットバック、市への寄付による周辺環境の整備
接道する道路が未舗装で、幅員が4m以下となれば道路中心線から2m後退したラインが建築基準法上の建築可能な敷地としての扱いになりますが、障害がいくつかまだあります。
1.下水共用開始している場所での接続の問題
2.既存建物の取り壊し
3.消火栓の移動(再整備)
4.取得した土地の固定資産税納税資金の確保
5.将来発生する相続対策
このような問題は、他社ではなかなか取り扱いのしづらい内容だと思います。
しかし、時間はかかります。
リアルアイは時間のかかるご相談でも、一つずつ紐解きしながら対応をしております。
ご相談お待ちしております。
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