2021年02月04日
家づくりで大切なこと…
家づくりで大切なこと…
不動産会社にとって、お客様との最初の接点となるのはお問い合わせ!
その多くは、インターネット上からの問い合わせがほとんどです。
近年では、金融機関もWEBを用いた事前審査システムを導入したり、
3D画像や360度カメラなどを用いた映像で、バーチャル体験のできる
物件資料等、 写真が充実していたり、目に留まるための工夫がされています。
でも肝心なことを忘れている気がします。
一体いくらまで借りられるの?
100%自己資金で…というお客様は別ですが、多くの方が住宅ローンを利用して
住宅を取得しようと考えていると思います。
最近では、20代前半の方でも、安定した収入があれば、購入ができるくらい金融機関の対応も柔軟になっていると思います。
一方気を付けなければいけないのが、ご自身の信用情報…。
例えば、携帯電話…
多くの方が、分割で購入をされていると思います。金利はかかっていませんが、立派なローンです。
この携帯電話使用料の引き落としが度々遅延しますと、住宅ローン審査時に引っかかります。
例えば、マイカーローン…
自動車の購入時も同じです。近年流行りの残価設定型などは、借入額が抑えられているとはいえ、毎月+ボーナス払いの双方を加味したキャッシュフローでみなされます。
例えば、カードキャッシング…
使っていなくても、何枚もカードをお持ちの場合、それらに付随するキャッシング枠が災いすることも!
これらの注意を守っていれば、信用照会上は年収比で計算が成り立ちます。
転職したばかりだが…
住宅ローンを組む上で、転職歴も結構重要視されます。
以前ほどではないとは言うものの、
原則3年以上同一勤務先勤務が大前提。
1年でも机上に乗るようですが、保証料などで差が生じる場合も。
自営業の方は、取引先金融機関でのご相談が一番解決が早い!
一般論ですが…
意外に見落とす団信告知書
住宅ローンの決定条件に、団信保険加入が必須となります。
「団信保険」=生命保険です。
生命保険に加入できない方は、基本住宅ローンが利用できないです。
告知事項があるケースも注意が必要です。
通院中(投薬中)などですと、問題がないケースもありますが、
生命に支障をきたすような「がん」等は基本NGとなる場合があります。
間違いだらけの家づくり
家を建てようと思った場合、まず住宅展示場などへ出かけられることがあると思います。
夢ある展示場で見る建物は、どれも立派なものばかりです。
ハウジングセンター(一宮にもナゴヤハウジングセンターがありますが…)では、「家を建てる」大手建築メーカーがいくつも出店していますね。
でも、ハウジングセンターへ出かけては行けないという論もあります。
特に「建築する土地を持っていない人は…」です。
逆に「建築する土地を持っていない人を相手できる営業マン」は、素晴らしい営業センスを持っていると思います。
でも、そんな営業マンは少数です。
メーカーの営業が弊社に来社されると、話すことがあります。
「いい土地あったら…」
どうしても、●●ハウスで家が建てたい!という理想は結構なことです。
是非●●ハウスで家を建てていただきたいと思います。
一方、見失うことがあります。
予算です…
予算を建物から組み立てると、土地の予算が限りが生じます。
そして自らが建築したいと思うメーカーの施工価格とのバランスが崩れてしまいます。
一方、ローコストを売る会社もあります。
しかし、ローコスト?
展示場を持たない会社=弊社を建築した工務店さんも最近会社の近くでモデルハウスを作ったようですが、住宅展示場(ハウジングセンター)の運営は多くがマスコミ会社です。ナゴヤハウジングセンター(名古屋テレビ)CBCハウジングセンター(CBC)、 中京テレビハウジング(名前のとおりです。)、中日ハウジングセンター(中日新聞)
マスコミですから、当然出店料は相当なものです。このエリアで出店するメーカーは、ハウジングセンター自らが自社媒体で宣伝するわけですから、効果は絶大です。
なので、ローコスト住宅会社は、借地契約を結び、自社で事務所兼展示場を作る方向になっています。
その広告費、誰が負担しているのでしょうか?
一番安く建てるのは、大工さん+設計士なのかもしれませんよ。
ハウスメーカー営業マンは、不動産会社担当よりも上から?
あるハウスメーカー営業が電話で土地のお問い合わせをしてきました。
「土地の資料を送ってください」と。
多くは、携帯電話からです。
どこの会社の誰か?口頭では聞きますが、わかりません。
⇒なので、業者・メーカー担当者からは「固定電話からお願いします」とお願いしています。 でも99%携帯電話からの問い合わせです。そして何故か?資料送付はFAXを希望されます。
⇒弊社ではFAXによる情報提供を行っておりません。ペーパーレス化を進めているためです。
WEBで問い合わせがあります。その多くが会社名を名乗らず、個人名です。
⇒メールのドメインが明らかな業者であるとわかる場合、資料提供を行っておりません。自らが購入しないのに、資料提供をする必要はないと思うからです。
購入したい本人からお問い合わせがあります。
⇒建築したいメーカーさんと打ち合わせしてくださいとお願いされることがあります。もちろん歓迎です。
一方で、明らかに内容が、不自然なケースもあります。
⇒お客様の立場に立ったアドバイスをしますが、最後はご自身が決めることだと思います。
一番のルール違反は、その建築会社が不動産会社から資料を請求、地番を確認後、別の不動産会社を経由して購入商談を進めようとすること!
良くある話です。
でも必ずバレます。
それを行った担当者、その会社、そしてその絵図を書いた別の不動産会社とは2度と取引することはありません。
リアルアイは、ハウスメーカー営業からの購入に関する申し込みは一切受け付けていない理由がその部分にあります。
●フランチャイズシステムによるハウスメーカー営業とのやり取り
本当にあった話です。
弊社のWEB広告を見て、お問い合わせがありました。
1)携帯電話からです。
2)過去にも別担当から問い合わせがあり、固定電話からの問い合わせをお願いしたところ、個人の携帯電話およびアドレスを用いて再度資料請求がありました。
3)その会社に電話を差し上げ、「紹介しません」とはっきりお伝えしました。
偶然にも問い合わせの多い土地で、直接お問い合わせを頂戴しているお客様から、「前向きに検討している」という内容の物件についてでした。
出先から、その会社に連絡を差し上げた際に、事情を説明し「お客様自らお問い合わせください」とお願いした内容でしたが、「お客様からのご要望で資料が欲しい」と一点張りでした。さらに「地積測量図が欲しい」という内容でした。
物件の販売資料には、概略寸法があります。ミリ単位まで記載のある測量図の開示の必要はないと思います。
弊社のスタンスは変わりません。
「お客様から直接お問い合わせいただくようにお願いしてください」と。
その後、最後に言われた言葉にびっくりしました。
「貴社は、その土地を売る気がないのですね!」と。
???
どこの会社の担当者が言った言葉かは、ここでは記載しませんが。
明らかに「上から目線」のスタンスでした。
後日、その展示場の責任者と担当者が謝罪に来ました。
その二人が店頭にいるときに、「前向きに検討している」と言ってみえたお客様から「購入したい」と連絡がありました。
●建築予算がどんどん上がる? 大丈夫?この工務店・・・
弊社から紹介を差し上げた工務店さんでは、ありえない話です。
でも、オプション工事を見積もりなく進めれば、必ず起こる話です。
大手なら見積もり後にしか着手しない話ですけれど、この場合もその工務店は「いやなら省きましょう!」と。せっかくの夢ある家づくりが台無しですね・・・
●日本語の読めないメーカー担当者、
「不動産業者・ハウスメーカー・工務店ご担当者様からのお問い合わせはご遠慮下さい」と記載ある物件への問い合わせ
広告・WEB等を見て、「物件確認」と問われることがあります。
「物件確認」とは業者間のキーワードです。
「先あり」「商談中」「紹介不可」その多くは手数料区分に関係します。
ハウスメーカーは「仲介に入りませんので…」とよく言われます。
情報提供は無料?という意識なのだと思います。
申し訳ありません。ハウスメーカー担当者やその会社が購入する場合なら別ですが、そうでない場合は、「顧客情報の開示」を求めるのは不動産会社として当然だと思います。
家づくりで大切なこと…
どこに住みたいか?>どんな家に住みたいか?
そのキーワードの決定打は、予算です。
予算を抑え、限りなく目標に向かう!
この提案ができるのは、不動産会社の営業だと自負しています。
新築に限らず、中古住宅もあります。
エリアにとらわれず、予算で決められる場合もあります。
妥協できるところ
妥協できないところ
お客様のご希望を、限りなくかなえるには、やはりよく話すこと。
WEBを使った非対面型システムも活用いただけます。
リアルアイにご相談ください。