何故ハウスメーカーの営業は、土地なし顧客対応が苦手なのか?

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2022年09月01日

何故ハウスメーカーの営業は、土地なし顧客対応が苦手なのか?

リアルアイでご相談を頂く購入希望者の方の大半が、『この建築業者で建てたい』という想いをもってご来社されます。
その大半は、『大手ハウスメーカーで家の建築相談をしたら、とてもマイホームは無理だという印象を持った』という方が…

そして、そのお客様が、中小の工務店に出向くと『何とかできる!』と感じるそうです。

タイトルの、【何故ハウスメーカーの営業は、土地なし顧客対応が苦手なのか?】を語ります。 

ダメセールスの基本…

仮に200坪の土地が売りに出ているとします。
購買層は、一般の方ではないと思います。

価格もそこそこします…

某ハウスメーカーの担当は、『資料請求』から始まります。
大半は、ポータルサイトを見てです。
ポータルサイトはエンドユーザーも見れる情報入手手段です。

そして聞かれます。
『あの土地は、分筆して売却することも可能ですか?』と…

分筆可能な場合は、言います。
『後で残る土地に不利益とならないようなら相談も可能ですが…』基本は、売主様が一括で売却したいというお話です。
となれば、分筆費用は買主負担、かつ残った土地が同じ対価で売却できるならと答えるのですが…。

買主様もずるがしこいです。
『相場より高くなる』『もっといい土地があるだろう…』 


こういうお話は万とあります。
リアルアイでは申し訳ありませんが、お相手できません。
何故なら、購買層の真剣度合いが違うからです。
無いものをねだられる感覚になってしまいます。
そして、無理難題を言っていた購入検討客の方は、エリア外、若しくは条件外の物件を購入されるケースが大半です。絶対に弊社から買っていただける!という信頼感のある方なら別です。大切に扱わせていただきますが、条件のいい物件があれば、誰もがそちらに目が向きます。ハウスメーカーの担当者の大半は、そういった購買層に振り回される傾向にあるのでは?と感じています。

ダメセールスの基本…不動産会社の営業

不動産仲介の鉄則に、双方の意見を聞きながらまとめるという業務があります。

例えば、売主は高く売りたい!
買主は安く買いたい!

そしてその間を取り持つわけですが…
坪50万円で売りに出している物件を『坪30万円にならないか?』という目線を平気で言う業者もいます。
価格が出ていない物件であれば、『坪30万円で買うといっているけれど、どうなんだろう?』という聞き方ですが、媒介価格が出ているものに対する価格差が実に6掛け?
そしてそれを求めようとする相手は、おそらくプロです。

何処とは言いませんが、足元を見るような営業ですね。
これから一宮市に進出しようとしている大手企業かもしれません。
建築が請負出来ないために、高値でも書いとると言い出すハウスメーカーの用地担当かもしれません。

どうしても売れないのであれば相談しますが、どうなんでしょうか?
しつこく電話をしてくる会社です…
エンドユーザー泣かせの不動産業者です…

それでも取引するといわれるお客様には、誠心誠意対応させていただきますが。 

リアルアイが土地取引を得意とする理由

今回取引をさせていただいたお客様は、ハウスメーカーから土地の資料をもらったと聞きます。
頭書、当社からそのハウスメーカーに資料提供は行っていません。

お客様が 自らご来社され、弊社担当の相談内容をご確認いただいたうえで、購入申し込みを取付け、融資を含む資金計画の相談までワンストップで行うからです。

金融機関への打診も複数行い、最良の条件を出す金融機関をお勧めします。
間違っても、お客様が選択する?ネット系金融機関は基本勧めておりません。
何故なら、ネット系金融機関は、その手続きの大半を外注で司法書士が対応するからです。
そして見えない諸経費が高くなります。

そのリスクもしっかりと説明をしています。

逆に、中小工務店で『第三者の不動産業者を介して』取引をしようとする営業もいます。
酷いケースはその後、直接売主へアプローチをするようなルール違反をする会社も多くあります。

幸い、弊社へご依頼を頂く方については、そのような対応があっても一切応じることはないようですが。 

間違ってもハウスメーカーに土地の売買に関する情報提供を求めるのはやめるべきだと思います。 
何故?端数メーカーの営業は土地なし顧客の対応が苦手なのか?

簡単です。
不動産のプロではないからです。
建築の営業ではあっても、不動産の営業ではありません。

建築上のことは理解できても、権利関係の情報整理ができないのは仕方がありません。

土地の情報は、ハウスメーカー経由でのご相談をしても、決定権を持っていないということを理解していただければと思います。 
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