2022年12月01日
相続した京都の物件
不動産相続を専門とする不動産会社、リアルアイです。
社長自身も2022年1月に相続人となり、遺言執行人として手続きを進めていきました。
今回は、お客様が相続された京都の物件の調査で現地に出向いた話です。
百聞は一見に如かず
現地は有効活用をしている事業用地で共有者がいます。
今回その共有地をどう扱われているか?周辺調査も含めた二次相続に対する提案のために出向きました。
このお客様も税理士任せにして相続をしたようですが、先のことを考えると???
と思う内容があったので、出向いた次第です。
周辺環境の変化があり、今後賃料下落もあるのでは?という環境下、どのように過ごしていくのか?が焦点です。
周辺には同業の事業所が…
賃貸物件の場合、建て貸し、底地だけを貸す土地賃貸借等いろいろありますが、事業所を相手が建てた場合は保証金を得ていると思います。
この保証金も相続財産になるのですが、本人の通帳にお金がなかったら????
どうなるのでしょうか?
同業の事務所が乱立する中、今後の有効活用に疑問が生じました。
大手不動産会社はDM攻撃で…
最近大手中小に限らず、DMで『不動産を売りませんか?』というお問い合わせが多くあります。
中でも、登記事項を調べてDMを送ってくる業者の大半は、『その土地に限らず…』という内容の言い訳をします。
つまり具体的にその土地に対して顧客を持っているわけではありません。
ずるいんです。
地名を記載し、『購入希望のお客様がいます』という内容です。
どこにそんなお客様がいるのでしょうか?
リアルアイは嘘はつきません。
不動産を購入するお客様の情報は、本音流動的です。
リアルアイから買いたい!というお客様だけを対応させていただきたいと考えています。
つまり・・・リアルアイからしか買えない物件、それは弊社が売主であったり、コンサルティング契約に基づき、『いいお客様にお譲りしたい』という売主様からの要望に基づくものです。
囲い込みをするわけではありません。
相続を得意とする訳は?
不動産業者には様々なカラーがあります。
近年開業する業者の多くは、買取転売による利益を上げるスキームを基本としています。
仲介を基本としているリアルアイは、買取はとってもシビアかもしれません。
一方で、結果買取が良縁を結ぶ場合でも、仲介取引を基本する姿勢は変えていません。
ある不動産業者との席での会話です。
この会社は地元一宮でも建売分譲を何件か手がけましたが、結果失敗に終わり…近年では収益物件に対してのみ?対応するスタイルに営業を変えたと聞きます。
この会社の代表者が言った言葉があります。
【知識】のある会社に情報が集まる
【能力】のある会社に情報が集まる
やはり、面倒な仕事は誰もが嫌います。
リアルアイは、面倒な仕事を得意としています。他社がやりたがらないような…
相続はスムーズにいけば、簡単です。
しかしスムーズにいかない訳があります。利害関係の調整があるからです。
利害関係の調整は仲介の醍醐味です。避けて通ることができないです。
結果喜ばれる仕事をリアルアイは目指しています。
今後の展開…
共有している物件ですから、資金化は難航します。
その中でどう活用するか? 様々な角度から提案をさせていただこうと思います。