2025年07月23日
相続した空き家の売却相談
令和7年度 路線価発表を受け、相続された物件の売却相談が増えています。
それを感じ取れる資料が、法務局の登記事件数に表れているのではないでしょうか?
リアルアイでは、創業後情報開示請求により、名古屋法務局一宮支局に申請された登記事件の状況把握をしております。
とある業者は、この情報を元に所有者事項を調べ、ダイレクトメールや訪問による営業をしているようですが、弊社では今のところ行っておりません。
しかし、何故【相続不動産の相談ならリアルアイ】というイメージがついたのでしょうか?
リアルアイの不動産取引の80%が相続に関連する!
相続した不動産は、居住用と非居住用に大別されます。
傾向としては、相続した親の家(実家)は、核家族化で自身が取得した自宅もあるため、基本不要となる方が多いのでは?と感じています。
社長伊藤も令和5年に相続した実家がありましたが、『生まれ育った実家』は、お仏壇もあり、やはり戻りたい!という気持ちになり、建て替えを決断したわけでもあります。
ところが、東京や大阪など大都市圏へ仕事の都合上移住している方も多く見受けられます。
そのような方にとっては、まさに『相続不動産はお荷物』になりかねないと言われます。
価値を見いだせる物件ならいざ知らず、『市街化調整区域の農地』となると、中々取引もできないのが現状ではないでしょうか?
このような相談を多くいただいております。
お荷物になるから、早く処分したい!
7月に入り、相続後の不動産売却相談を多くいただきました。
何故、リアルアイに相談を?と問いかけると、以下の回答がありました。
〇貴社のお取引された方からの紹介で…
これは、先日取引をした権利関係が複雑だった事案の成約顧客から。
あの案件は、伊藤しか取引できなかったと言ってくださったお客様の人脈は本当に広いんだなあと実感しております。
〇市役所で得た『空き家パンフレットに貴社の名前が載っていたので…』
ありがたい限りです。
でも、パンフレットには弊社以外の会社の記載もありますし、弊社に問い合わせがなく、他社へ行く話も結構あるのでは?と感じています。
〇10年前に取引したあのお客様の実家を…
伊藤がサラリーマン時代に取引した方のご家族の相続、そしてすぐには売らないが、管理をどうすればいい?というご相談も。
廃墟となった家は、取り壊しを提案し、今後の有効活用に備える提案をさせていただきました。
多くの方が、煩わしさから早く逃れたいと言われます
不動産取引においては、様々な諸問題があります。
土地取引上の境界整備問題
土地上にある工作物の撤去問題
建物内にある動産の処分問題
相場に見合った販売活動ができるか?
そしてタイミング…
新しい家に住みかえたい資金となれば、そのフローがスムーズでないといけません。
売却資金をリフォーム費用に充当したいと考えれば、リフォーム業者との支払条件の交通整理もしないといけません。
建物を取り壊すとなれば、その解体費は、売れる前に支払うのが原則ですが、これをうまくやる方法は、ちゃんとあるのです。
ずばり、【リアルアイが買取をさせていただくこと】【条件交渉にできる限り特約を盛り込まれない交渉のできる不動産会社を選ぶこと】だと思います。
せっかく高値で買っていただける建売業者があり、その仲介を大手不動産会社がした事案があっても、その後に生じた地中埋設物の撤去問題や、越境治癒などの諸問題を買い手である業者側の都合にすべて合わせる条件契約を締結してしまったら???高額な工事業者を買主が選定し、結果当初予定していた手取り額から大きく変わってしまったら…
こんなトラブルはいつもあるのです。(2023年12月31日に実際相談を受け、1月4に日に解決の道を作った事案があります。この事案は、大手不動産会社に仲介を依頼、大手建売業者が買主という事案、師走に解体業者が夜逃げし、引渡期日間際で違約請求があるかも?という相談でした)
このようにトラブルを未然に防止するためには・・・
経験のない若い営業が対応できない要因ではないかと思います。
大手だから安心?これは違います。
仲介業者大手の大半は若い社員です。これをコントロールできない責任者の担当店になったら?目も当てられません。
上長の許可があれば、取引します…
こんな書面を平気で送ってくる会社もあるのです。
煩わしい話は、リアルアイにお聞かせください。解決できるものは積極的に取り組み致します。
沢山の取引はできませんが…
小牧市内相続物件の有効活用準備
売却するのではなく、将来にどうすれば?というご相談からとなりました。
空き家になっていた離れは、何十年も放置された動産があり、衛生上の問題などもあるため、建物解体や周辺ブロックの撤収等、土地を有効に使えるように提案をさせていただきました。
古いブロック塀の撤去
境界確認を行った結果、ブロック塀の外側にも自己所有地がある事が判明
コンクリートガラの処分
ブロック塀撤去後のコンクリートガラは、きれいに分別し処分場へ運びます。
廃墟の取壊し
建物内には、何年も使用してい内動産がありました。社長自らスタッフと共にゴミ分別し処分の後、取り壊しをしました。
一宮市木曽川町越境問題の治癒
この物件は、ご相談を頂戴したのが2025年1月
すぐさま、所有者様とのアポイントに間に合うように準備を進め、東京に在住される所有者様と面談。
弊社が現状のまま買取をし、建物の取り壊し&越境治癒を手配。
工事前
隣地ブロック擁壁が敷地内に越境。これを取り除かないと揉める要素に。
大木の処分
手前の大木の根が、ブロック擁壁を押し倒していました。根元を切れに取り除きました。
土留め新設
建物取壊し後、越境しないように新たに土留めブロックを積みました。
少人数営業の会社ですから、マルチタスクでできる仕事の量にも限界があります。
仕事がないときは休む!というくらいの気持ちじゃないと、精神的にも参ってしまいます。
そのため、リアルアイでは年中無休といいながら、実際には臨時休業も設けております。
随時HPでその内容を公表しています。
そのため、完全予約制としているのです。
来社前にお電話を当日頂いても対応できない場合があります。
それでも、リアルアイに相談をしたい、お任せしたいということでしたら、是非メールやHPのお問い合わせフォームを活用ください。