コロナ問題…不動産会社から見る視点

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2020年03月27日

コロナ問題…不動産会社から見る視点

世界的猛威を振るう、コロナウイルス、東京オリンピックの開催延期や、海外からの輸入品が入らないなど、様々な社会問題を引き起こしています。

不動産会社的観点から見たところでは? 

実需は変わらないが、投資向け不動産は黄信号…

実需=自らが使用するもの
例えば住まい
必要な人が買うのだから、あまり影響はありません。
一方、土地から購入して…という方に関しては、住宅資材が一部滞留しており、特に水回り関係のパーツが一部海外から入荷せず、止まっているというお話も…
新築を検討される方にとっては、なるべく早い時期にお話をされたほうがいいかもしれません。
 


投資向け不動産については黄信号です。
過剰な賃貸物件の新築に加え、シェアハウス問題や耐震偽装問題を起こした会社などもあり、良質な利回り物件は、どこも手放す傾向にはならないと思います。
一方、手放すとなれば、債務オーバーなどにさらされる 悪循環も!

甘い考えで、大家業を!という方は、ちょっと踏みとどまったほうがいいかもしれません。 

株安を受けて不動産投資は注目されるか?

中国やアメリカの経済失速で一番困るのは製造業だと思います。愛知県は製造業の街ともいえるくらいですから。
不動産投資に関しては、本音借入をしない前提ならよいと思います。
キャピタルゲインをよく判断して検討いただければの前提ですが…

現実、弊社においても投資向け不動産の買取情報が…。
首都圏の業者は金融引き締めの影響もあり、完全にストップですけれど。 

一宮は貯蓄率の高い街?

比較的堅実な動きをしているからかもしれません。
とある金融機関でお話を聞くと、借金するくらいなら…といってしっかりとため込んだ預貯金を出して家を買う人は今でも多いと聞きます。
一宮市のリアルアイが実際に取引した中で、住宅ローンをご利用になられた方は少数です。それくらい、自己資金をしっかり出されている傾向にあります。 

倒産事件が増える?

一部報道では、飲食店などの経営が?というお話も耳にします。
一番大変なのは、歓送迎会シーズンに自粛ムード…

そして、旅行会社のキャンセルによるホテル等の空室化!
さらには新幹線等公共交通機関の乗車率の低下…

異動や転勤を控える傾向も?

経済が上向きの時は、お金を借りて事業拡大ですが、下降気味になったときに、景気対策で追いつかないと連鎖で倒産などもありうるのでは?と思います。
 
もし遊休資産がありましたら、早めに売却される検討をお勧めします。 

不動産の価格はどうなる?

過去の歴史が物語るように、オリンピック景気でにぎわったものが、いっぺんに吹っ飛んだ感じも?

平成バブル崩壊~リーマンショックに至るまでとは、事情が異なります。
オリンピックによる開発経済効果が高まっていたのが一段落しているところに、今回の問題です。
都心部の高止まり感覚はどうしてもぬぐえないところがありますが、一宮駅前周辺は別格かもしれません。
マンション用地不足から、軒並みマンション開発用地はびっくりするような値段設定…
一方、郊外の土地はより一層厳しいものになり、価格差が想定以上になるのではないでしょうか? 
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