不動産登記は自分でできる?

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2020年06月23日

不動産登記は自分でできる?

不動産登記は自分でできるのか?

結論から言えば、自分でできます。
ただし、自分で行う場合、申請窓口となる法務局での登記相談に行くべきだと思います。
問題は、時間と労力… 

第三者の当事者が絡むケースは、やはり資格あるものに依頼をするべきだと思います。

売買の時はとても神経を使います。
 
一宮市の不動産会社リアルアイは、提携する司法書士・土地家屋調査士・行政書士へ一任し、取引の円滑化を図っております。
 

売買の場合は、司法書士さんにお願いしております。

所有権移転申請は、当事者申請でもできますが…

仲介などで使用している契約書にはこのような記載が…

売主は売買代金の全額の受領と同時に、所有権移転に必要な書類を整え、買主と協力して登記申請手続きを行うものとする。その登記に要する費用は買主の負担とする。

登記費用の内訳は、司法書士に支払う報酬と税金です。
税金は受益者負担が原則となる売買契約ですが、当事者申請でできない問題もあるんです。 

 

担保設定があった場合のリスク…

抵当権設定などがされている場合、その解除ができないと次の人の権利関係を犯す可能性があります。そのため、それらの権利をきちんと整理するための手続きは、第三者である司法書士に委ねることが望ましいと思います。

単純に売却をするのではなく、お金を返し、担保解除書類を受け取った場合はどうでしょうか?
時間と労力をかけて手続きをすれば、ご自身でもできます。 

ご自身で担保抹消登記を申請すれば、登録免許税が1筆あたり1000円ですが、書類作成・書類の確認等を自身で行うリスクが生じます。 

登記記載事項に変更が生じているケース

転勤などで何度も住所を引越ししているケース、
結婚や離婚で姓が変わったケース等、所有者名義人の住所など変更がある場合は、ちょっと厄介かもしれません。 

これも売買で所有権を移転する前に、確認する事項ですが、司法書士でさえ、当日手続きができないと言い出しかねない事案もいくつかあります。そのため、司法書士は職権で依頼者の住民票や戸籍の附票などを取り寄せている場合もあります。
 

ご自身で所有者名義人の変更登記ができるのか?
結論、時間と労力をかければご自身でできます。
 

参考までに司法書士に依頼すると、名義人変更で申請費用が報酬が2万円~4万円くらいになるそうです。筆数や必要な書類の手配をどちらがするかで、大きく変わってきます。

ご自身で申請をすれば…役所関係書類の取得費用+1筆あたり1000円の登録免許税が必要になります。 

土地家屋調査士は図面作製なども行っているので…

建物を建てたが…建物を増築したが…

表示登記は図面作製を伴うものです。
ご自身でCADなどで作図ができるならいいのですが、ここは任せたいところ。 


費用は図面の状況により変わります。 

建物を取り壊したが…

建物を取り壊すと、滅失登記が必要となります。
一宮市内で相談を受ける借地案件の大半がこれらの手続きを怠っているケースが散見されます。

本日も、その登記が8年以上放置されていたために、以前借りていた方にご連絡をさせていただいた経緯があります。

その方は、「ご自身で手続きする」とおっしゃっていましたが、なぜ指摘をするまで放置されたのでしょうか?

もし、この建物名義人が他界していたとなると、戸籍関係書類を添付し、相続人の代表者が申請となるわけですが、土地家屋調査士に依頼すれば、これらの必要書類の取得も手配をしていただけます。

ご自身で行う場合は、ちょっと書類の用意が大変かもしれませんね。 

土地家屋調査士へ建物滅失登記申請を依頼した場合、概算5万円~10万円の報酬が必要となります。 
ご自身で申請する場合は…一度法務局にご相談されてはと思います。 
登記申請はご自身でもできます。時間と労力さえかければ… 
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