2020年07月02日
今年の路線価
国税庁は7月1日、相続税や贈与税の算定基準となる路線価を発表。
今年は、インバウンド需要を反映してか、都心部の価格上昇がみられ、全国平均で1.6%上昇したと報じられています。
東京オリンピック開催を目標にしてきた日本、新型コロナウイルス感染症問題で経済が停滞気味になる前の評価ではありますが、駅前の商業地と、郊外の住宅地の差は開く一方です。
都道府県別上昇率1位は沖縄県
県庁所在都市の那覇市は上昇率40.8%
たしかに、再開発や観光需要、永住を目的とする移住者も増えている沖縄のイメージは地価上昇を招いたのかもしれません。
県別2位以下は…
2位:東京
3位:宮城
4位:福岡
21都道府県で上昇したが、26県は下落だそうです。
愛知県の場合は?
〇名古屋の商業地はまだまだ伸びる?
名古屋市内で最も高かったのは、JR名古屋駅前
1平方メートルあたり1248万円(坪あたり4215万円)
前年比13%増、昨年の増加が10.4%だったことを思うと、さらに上昇
栄地区においては、三越前大津通が 892万円(坪あたり2948万円)
前年が808万円(坪あたり2671万円)、一昨年が 654万円(坪あたり2161万円)と考えると、伸び率は若干下がったとは言うものの、上昇傾向は続いています。
〇住宅地は?
一宮市の場合は?
本町1丁目(市役所前)…4%程度上昇
大江1丁目…(真光寺前)…3.6%上昇
泉2丁目(リアルアイ前)…前年とほとんど変わらず
緑1丁目…前年とほとんど変わらず
大志1丁目(M'sシティ一宮前)…4%程度上昇
やっぱり駅に近いほど、上昇傾向なのか。
参考までに尾張一宮駅前(いちい信用金庫一宮支店前)の令和2年路線価は 23万5千円(坪あたり77万6千円)実際に取引はしないけれど、市場はかなりそれ以上で動いている気がします。
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