2021年04月02日
買付~契約日準備まで
不動産の購入を決める際に、漠然とした内見をするのではなく、きちんと目的をもって案内をしてもらうか?がキーポイントです。
なかには、冷やかし半分の人もいます。もちろん見ていただかないと始まりませんが、案内後の感想は、「YES」「NO」はっきりと回答してあげるべきだと思います。
今回の話題は、「買付(購入申込)」~「契約準備」まで
買付とは…
買付とは、購入条件の提示をするもの。
つまり、「私はこの条件なら購入してもいい」という意思表示
通常は書面にて行うのですが、時にはメールや電話口頭でも成立してしまうことがあります。
近年の「新しい生活様式」で考えますと、「メール」での回答は今後も増えると思いますが、買付そのものの重要性を理解してから行うべきだと思います。
買付したけれど、やっぱり…はタブー
代表者の伊藤も経験が少ない若かりし頃は、「買付」をもらうことが第一ステップと考え、書面による買付をもらえるような商談を進めていました。
ところが、この書面をもらっても、相手があります。この書面をだしても、平気で断られる買主様も見えます。
そのため、「買付したけれど、やっぱり辞めたい…」は、タブーとされています。
不動産業者に対しても、売主様に対しても、あまりいい印象を与えません。
契約締結前に、書面による意思表示を覆すわけですから…
買付から契約日設定までの期間
業者は、買付~条件成就となれば契約日を早期設定します。なぜなら、契約締結まではなにがおこるかわからないからです。
今回も、購入申込~契約日までは3日…その期間にできることをすべて行い、できないことをなくすことが不動産業者の仕事だと思います。
マンションなどですと、管理会社の調査もあります。
契約書作成までの時間など、最優先で取引をするケースでも極めて短く設定することが一般的かもしれません。
月末の買付…
サラリーマン時代、月末に買付をもらうと、その月末までに契約をしてもらえるような動きをしていたのは否めません。
何故なら、毎月営業マンは数字におわれているからです。
そのためには、事前に契約書案文を作成している会社もあります。
リアルアイは、そのような無理な契約締結誘因はしておりません。
納得いただける契約締結としたいので、理解が得られてから基本お話を勧めさせていただいております。
買付~契約までは短い方がいい!
しかしながら、買主都合の話を中心に書きましたが、逆のケースも・・・
買付~契約までの期間を短くしていただける人を優先する!という会社も実際にあります。
大手パワービルダー等はまさにそのままです。
そして、完成物件であれば、契約後の決済までも、短期勝負になることが…。
結果先延ばししたために、他で売る!という事案も実際にあります。
なので、可能なら、早めに契約締結の準備を進めることをご提案します。