2021年04月21日
ネットで完結する住宅ローン(金銭消費貸借契約編)
融資承認~金銭消費貸借契約までの流れ
先日、購入仲介をさせていただいたマンションの住宅ローンは、三菱UFJ銀行の申込みによる事前審査~本申込みを行い、承認が約1週間強でおりました。
お客様には、登記を行う住所への移転を役所に提出してもらい、新住所の印鑑証明書をご用意いただきました。
弊社から住民票などをPDF化し、金融機関の担当者へメール送付すると、新たな手配で、事務手続きをするご案内を頂戴しました。
司法書士さんに事前に依頼する【登記原因証明情報】
担保を設定する物件の所在や、担保提供者のエビデンスとなる住民票・印鑑証明をもとにその書類の押印のために、お客様には銀行に出向いていただきました。
所要時間は、申込時にネット型を選択したことで、事前の申込みに伴う諸説明は簡略化され、わずか30分程度だったと聞きます。
そして、再度WEB上で手続きが終われば、決済を待つのみとなりました。
80%非対面で取引が完結できる金融機関のシステム
金融機関担当者との会話でも、非対面…
今後は増えていくのでは?というお話でした。
地元の信用金庫等はまだまだ対面が基本となります。
一方、メガバンクはこういったシステムを積極的に導入し、お客様にとっても商品を売る金融機関にとっても、初期費用を抑えるための工夫がされています。
一方、住宅ローンを扱う不動産会社は…
ネットで対応ができる営業と、そうでない営業とでは差が出てくることは言うまでもありません。
代表者の伊藤は・・・50代ですが、自身でホームページをメンテナンスしています。
金融機関担当者がいうにも・・・「(リアルアイの)社長は、ITに詳しい方だ…」とお客様にいってみえたようです。
実際、この手続きのおかげで、銀行へ出向く際の時間短縮になったのは言うまでもありません。
電子金銭消費貸借契約で、印紙代不要に…
金銭消費貸借契約時には通常収入印紙を貼付しますが、電子取引の場合
不要だという三菱UFJ銀行のシステム、従来と異なり、融資事務手数料も
保証料込みで融資額×2.2%(審査内容による)となる。
また金利などの優遇もあるので、一度ご確認されては?