不動産業者の物件確認とは…

営業時間/9:00~17:00(時間外は予約制)不定休(※土日祝日は事前予約制営業)

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2021年05月17日

不動産業者の物件確認とは…

一宮市の不動産業者 株式会社リアルアイは、当ホームページに不動産業者・ハウスメーカー工務店からのお問い合わせに対するフォームを作成しています。
そして、土曜日・日曜日・祝日は予約制営業としています。
しかし不動産市場は待ったなし…相手方が定休日であろうと、お構いなしに電話が鳴ります。
 

物件確認とは?

物件確認とは、不動産会社同士で互いに物件情報(売買・賃貸・仲介)を交換するための情報ネットワークを利用して、営業がお客様のの希望条件に合った登録物件を検索し、該当する物件があれば、売主または仲介業者に紹介が可能かを確認する行為をいいます。 .
リアルアイでは、電話による物件確認は、固定電話によるものに限るとしており、また、指定流通機構に登録のされていない物件については、ご紹介をしておりません。 

チラシを見て…ホームページを見て…ポータルサイトを見て…

これらは紹介可能であるものも掲載しているケースがありますが、大半はお客様向けにご紹介をしているもの…
業者向けではありません。
ところが、勘違いしている若手営業マンは「物件確認」と称して、「携帯電話」で電話をしてきます。 

商談中・運転中は電話に出ません!

リアルアイは、不在着信時に携帯電話からですと、折り返しを店舗から基本しております。
これが「不動産業者」「建築業者」だった場合は、弊社ホームページフォームからのお問い合わせを促しております。 

絶対やってはいけない!口頭での価格交渉

実際にあった本当の話です。
売側業者は、基本価格交渉を前提とする商談に対し、最初から値引き誘導を行う営業は一切行いません。
それでも「この条件なら購入したい!」という購入検討客がいたとします。
自らが売主ならば、「承諾・不承諾は即答です」
自らが、売主の立場なら、「わざわざ見に来るのなら、買ってもらえるのだろう!」と期待して案内に応じています。

売出価格がすべてではありません。
しかし、購入を真剣に考えるのなら、「書面で意思表示は必須です」

書面を出す前に、口頭で「買います」と言っても、相手にされません。   

満額買付でも買えないことがある

本当にあった話です。
10時からの案内、10時半に口頭で「満額で買いますので、お話を進めてください」とおねがいして売側業者と別れました。
スグに書面を作成し、メールで送ったのが11時前。
すると・・・
同じような他社の購入申し込みが10時半にメールで入っていた・・・とうそのような話。
そちらは値段交渉があるが一番手!
そういわれてしまうと、買えません。
売主様なら、1円でも高い条件の良いお客様と取引をしたいと思うのが普通ですから。

⇒結果は、「強い姿勢で挑む」営業の結果、成約することになったのですけれど、一つ間違うと本当に買えなかったかもしれません。   

大手だからと言って安心してはいけません。

ある大手不動産会社の若手社員が、電話にて「物件を紹介してほしい」と連絡がありました。
弊社担当はすべて営業で出払っており、転送された電話でした。
要件は?
と聞くと、物件を紹介してほしい…という。
その物件に対し、その会社には特定の担当から連絡をまとめていただくようにお願いを差し上げた経緯があります。しかし、それらの申出は無視されています。

すると、その営業の上席から直接電話がありました。
折り返すと、「私がすべて窓口になる」と言い放ちました。
弊社ルールで「ホームページによるフォームでお問い合わせください」と回答すると、今度は先ほどの若手から問い合わせフォーム入力がされていました。
弊社の休業日の案内希望です。

案内に応じる必要はないのですが、早期成約をお願いしたいために、「これからでもよければ、調整を!」ということで、ご案内をさせていただきました。

その際に、「コロナ禍で不特定多数の方が出入りするのは、ご遠慮いただきたいので、必ず消毒のご協力を…」と。そして、誰が見に来たのか?保健所から問い合わせられてもいいように、お客様には記名を求めました。

お会いして思いました。担当者は弱腰でした。
お別れした際に、その方々にはお伝えしました。
「非常に多くのお問い合わせをいただいているので、迷ったら買えません。もし決められるなら早めにお願いします!」と。そして「値段交渉はご遠慮ください」と。

その日、何も連絡がなく、翌日の夕方、電話がありました。
「価格交渉はできますか?まだ正式な書面はいただいておりませんが…」と。

はっきりとお断りしました。
 
ただし、書面で頂いた段階で、もう一度キャッチボールをするようなことはせず、「どうしても欲しいから気持ち値引きの交渉をしてほしい」と満額回答をするのがエチケットだともお伝えしました。

待てど、連絡がありません。
1時間おきに連絡がありました。「まだ会えません」と。
何のための商談なのでしょうか?電話で簡単に済ませようとしていたのでしょうか?

結論、そのご担当者との取引はしないと回答しました。
私も元大手出身です。この手の営業は、絶対に決まりません。
そして、元々連絡をしてきた上席にはっきり言いました。
「あなたが責任をもって商談を進めるなら、こちらも話を聞くが、担当者を変えない限り対応はしない」と。すると・・・「買付入れててなんだ?」と言い返されました。
「口頭では頂いたが、書面を取り付けるように!」と
書面はいただいておりません。すると・・・「え?そうなの???」と。
 
相手はどこの会社に勤めているとか、年収はいくらあるとか?ローンはどこで打診したとか?いくら借りるとか?一切開示されていませんでした。


書面で頂いていません。
一方、マンションの調査に必要な調査事項は管理会社を経由して手配をした後です。この調査は基本有料です。だれが払うのでしょうか???

書面をいただいていない以上、こちらも取引をする義務はありません。
一方、売主へ直接連絡をすることも何回かしているようです。
売主からもその旨連絡をいただいておりますし、当方も情報を開示し、相手の対応に応じております。

???大手だから安心???担当者次第です。
大手に努めていても、ダメな営業はダメです。
中小でもできる営業はやっぱり違います。
このことは、自らが創業して初めて気づいた話でもあります。  
 

本当に検討されていたお客様には気の毒な話です…

恐らく若手営業マン、必死に購入申し込みを取ろうとしていたのでは?と推測されます。
でもこの営業マンについていたら…買えるものも買えません!
無責任な上席もそうです。なのではっきりいます。
「休みの日に誠心誠意対応して、当日のご案内は日程調整ができないこともある」
ましてや、鍵を預かる身!
絶対に貸し出しして、「勝手に案内してください」とは言えません。トラブルのもとです。

お客様の出入りされた後は、手のふれたところを中心に、消毒液でふき取りをし、コロナ禍に対する万全の状態での対応です。

お客様にも相性があります。弊社ではできないことをできるとは絶対言いません。 

いい出会いは必ずある!

不動産は縁のもの

縁がなければ、無理にお話をする必要はないと思います。
なので、弊社担当は絶対に「どうですか?」と電話連絡をすることはしません。
しかし、ご案内をさせていただいて、「無言」という方も多いのが実情です。
そのような方にはご縁がないのかな?とつくづく感じます。

逆に1年たっても、あの時の・・・そういう営業を弊社では行っています。
 
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