2021年05月18日
不動産賃貸借契約の改定・解除
一宮市の不動産会社 リアルアイの得意とする分野です。
不動産賃貸業を営む地主様の立場を十分理解しながら、借主様との交渉を行っております。
ご相談をいただいた内容は…
1.持参払いで契約している内容を振込に変更したい。
2.地代の支払いが後払いになっているものを、前払いに変更したい。
3.昔から貸している土地、空き家にして放置しているなら、賃貸借契約を解除したい。
地代が遅れがち…持参払いの欠点
最近の賃貸借契約の基本は、指定口座への振込手続きによるもの
リアルアイが管理する月極駐車場は、基本地主様へ直接賃料を借主から振り込んでいただくスタイルです。
これは、賃料管理をご自身で行っていただくことで、その収支が明確になること、
仮に支払滞納となった場合に次の一手を打てることなどがあげられます。
今回ご相談をいただいたものは、相続した土地
そして、その土地上には、土地賃借人の所有する建物が存する。
その建物所有者(賃借人)は、近所なので持参払いで…といってちっとも地代を持ってこない。
1週間遅れることは当たり前くらいの感覚でした。
後払いから前払い方式への変更
相続時に新たな所有者となったことを機に、賃料を前払いにするよう、契約書のまき直しをさせていただきました。
しかし、持参払いについては「振込すると手数料がかかる」という理由で、なかなか応じてもらえなかったそうです。
きちんと月末までに翌月分を払ってもらえればいいのですが、どうもお話を聞くと、全く態度が変わる気配がなかったそうです。
そこで提案しました。
地代の値上げです。
毎年10%1000円単位の切り上げで、地代を上げていきました。
家族環境の変化から、空き家に…
昨年末、地代改定を申し出したところ、今年1月に「賃貸借契約の解除」の申出が借主からありました。地主として、「建物の撤収」「地中埋設物の除去を含む、土地の瑕疵のない状態での返却」「建物滅失登記の完了」の3つを条件に承諾したそうですが、いつ返してもらえるのか?全くノラリクラリとされたそうです。
そこでついに、弊社の登場です。
「不動産賃貸借管理の受託」
これにより、直接借主宛に交渉ができる権限を地主様から頂きました。
管理者としては、「賃料管理」「退去日時の確定」「取壊しを行う解体業者との折衝」を借主に求めました。
すると、あれだけ日にちが開いていたにもかかわらず、即回答がありました。
順調に進めば、6月末に借地権の消滅となります。
リアルアイは、新たな土地の有効活用について、地主に提案をします。
場所は、一宮市役所から近い場所!
駅までも徒歩圏です。
売却することはありませんが、弊社で借受をし、事業を営む計画も…。
詳細は決まりましたら、ご案内します。