2022年07月30日
贈与&相続 もめる事案には訳がある
相続問題に強い不動産会社として、リアルアイに寄せられる相談は一筋縄でいかない内容が…
その中でも、「金の切れ目が縁の切れ目?」
兄弟間で揉めるケースには訳があります。
自宅建築時の資金計画で親が援助
子供の自宅を取得する際に、親が資金援助をするケースはよくあります。
きちんとした贈与契約証書を作成していますか?
単に税法上の問題だけで片付けるのではなく、きちんと贈与契約を結ぶべきだと思います。
そして、資金を出した人には名義をつける!
名義人となるには、資金を出すが基本です。
若いのに、なぜそんなお金があるの?
親が援助をして土地や建物を取得する場合にありがちな話です。
一例として、住宅ローンを利用されていればある種、問題のない話ですが、土地の資金を親が提供する場合、親の名義を入れていないと、後々困ることもあるようです。
特に商売人の方に多い事案で、「あの時、親がなけなしの金を出した」なのに、後日相続するときには…なんて話はいっぱいあります。
相続で揉めないために…
リアルアイの伊藤は、2022年1月に父が他界し、相続人となりました。
相続人は計4名、それぞれの相続分を親からの想いを聞いていましたが、2次相続を意識して、遺産分割協議を進めました。
結果、何も揉める話に至らず、相続登記も終え、相続税の納税準備をするに至っております。
やはり、揉めない相続…生前から準備は必要だと思います。