FCシステムを利用している不動産業者との差

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2023年04月25日

FCシステムを利用している不動産業者との差

一宮市の不動産会社は、現在290社(愛知県知事免許)国道交通大臣免許まで含めると・・・
その多くは、個人事業主もしくは、本人格と言えど少数で営業されている会社が大半です。

一宮市内においても、大手不動産会社や大手不動産会社の流通システムを利用したフランチャイズチェーンの会社が結構あります。

今回はその業者との差について語ろうと思います。 

そもそも不動産業界は長続きしない…

住友や三井といった財閥系は、大学卒の新卒を基本としており、宅地建物取引士の資格がないと入社できない傾向にあります。

一方、TVCMをにぎわせている会社は、宅建士がなくても、採用されているケースがあります。

リアルアイの代表取締役伊藤も、大手不動産会社入社時は宅建資格がなく、入社2年目にして合格し、今に至ります。

ここでなかなか合格できない営業は、必然的に業界を去っていきます。 
参考までに、リアルアイの入社基準は、『宅建士であること』 

資格のない不動産営業は、最後の砦である「重要事項説明」ができません。契約書(宅建業法第37条書面)に押す宅建士の記名押印ができません。 
  

業界経験が長い会社や営業には訳がある!

不動産業者の場合、やはり経営年数は一つのバロメーターです。
長く営業している会社さんには、いくら売っても取り扱いをしても、この部分だけは負けます。

リアルアイの場合、創業が2015年ですから、それ以前から営業をされている会社さんと比べられれば、その部分だけはいつまでたっても勝てません。

しかし、取扱い内容に差が生じます。

賃貸ばかりやっている会社…
もっぱら法人相手ばかりの会社…
そして個人を中心とする会社…

取扱件数も当然変わってきます。

そして次につながるのが、その社員(スタッフ)のキャリア!
長年不動産業界に従事していれば、いろいろな取引に遭遇します。
それらを一つずつ解決していくことで実績を積むわけです。

大手の場合、数をこなさないと成り立ちません。
同じ大手にいても、トップセールスと問題社員とでは異なります。
最近の傾向は、大手ほど、サラリーマン化され、以前のような強い営業は少なくなったといえます。
一方、大手の冠をかけたFC会社の場合は???
そのスタッフの多くは素人集団が多く、純粋な不動産営業で長けた人間がいるわけではありません。
ここである程度学んだ社員は、独立開業していますし、残った社員の多くは、転職組が多いのではと感じています。 

それだけ、不動産業界は華やかに見える反面、厳しい部分もあります。 

中小不動産会社が問題視する、大柄な対応

弊社の物件において、指定流通機構に登録のされていない物件の多くは、業者との共同仲介時に、売・買 分かれ(売主側の手数料は売主側業者が、買主側の手数料は買主側業者が得る)で取引のできる情報でない場合、業者を介しての仲介をお断りしています。

中には、昔ながらのやり方で、1つの物件に2つも3つも業者が介在し、手数料を取り合うというやり方をしているところもありますが、近年のスタイルには合っていません。

すると、莫大な広告料をかけて集客をした会社が、新規物件を登録するだけで、【物件確認】と称して連絡があります。その多くは【携帯電話】を用いてです。何故?固定電話で通話してこないのでしょうか???? 

伊藤が大手不動産会社にで店舗責任者だった際は、必ずデスクにいる社員に対し、携帯電話での通話をしないように徹底していました。理由は…携帯電話はどこにいても着信通話ができるメリットがある反面、場を選ぶことができず、商談中などでも平気でかかってきます。また、上席の前で話の出来ない商談内容は必ず多くの問題を抱えており、1社員一人一人が会話する内容まで、上席は責任を追えません。そして、問題を抱えた社員は必ず、裏でこそこそと悪いことを考えます。 
そういった姿勢をなくすために固定電話での対応を必須としていました。

着信する方は、固定電話が主です。不在となれば転送されることもあります。
そしてタイムリーに出れればいいのですが、ほとんどが不在着信と化します。
後ほど店舗に戻り、折り返しをすると、お客様なら対応はいいとも思いますが、対業者となると、その時間は無駄な時間になりかねません。
従って、メールや問い合わせフォームでの対応を徹底しております。

このことをお願いしても聞き入れていただけない会社があります。

その会社に対しては、FC本部、本社の窓口に対して、異議を申し立てています。
それでも改善されることはありません。
改善されなければ、取引をしないだけです。取引をしない相手からの電話は、迷惑電話以外の何物でもありません。

先日の業者間の会合の席でお話が出ました。真っ先に名前が挙がった会社に対しては、問題視し、業界団体としても調査をすることになるとのことでした。  

あなたならそんな会社に依頼をしますか? 

FC会社は大手じゃない。中小の名前を変えるための化粧の一つ

FC会社の多くは、世界で一番の…とか、成約件数・・・とかを言っていますが、その店、その会社単体ではそれほど多い取引はしていません。

そして、そのFC会社が加盟店の業績が悪いと、契約打ち切りを言い出したり、あるいは、廃業になるケースを見ています。
一宮市内だけでも、同じ店舗に見えるあの会社は、経営母体が何度も変わっています。
ご近所の会社でも、頭書出店時は三河に本社のある会社が・・・いまでは???
ころころと変わる経営母体…どうなんでしょう?? 
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