2023年11月23日
『場所を教えてほしい!』そのお問合せについて…
数多くのお問合せを頂く中、どこの業者でも困ったお話があると思います。
『場所を教えてほしい』…
駐車場などであれば、車室番号?
マンションや土地・戸建であれば、住所?部屋番号??
お知らせしないわけではないのですが・・・
ポータルサイトの問い合わせフォームは、記載事項が少ない!
ポータルサイトの問い合わせフォームを見ますと、記載事項が少ないことに気が付きます。
最低限の情報をもとに、問合せできるシステムで気軽に問合せをしたいというお客様の心理をとらえているものだと思います。
ところが…
お名前+携帯電話番号 だけで問い合わせをいただくと、必ずお聞きしています。
『ご住所は?』と。
最近では営業が自宅に押し掛けてゴリゴリ営業をする時代ではありません。
まさにまだ情報が乏しかった時代においては、よく『地番を教えてくれ!』『場所はどこ??』と興味本位だけで問い合わせをされる方が大半です。
ましてや、中古住宅の居住中物件に関しては『何処のだれが見に来るの?』というような現象も生じてしまいます。
ましてや、昨今問題になったコロナ感染症等の諸問題を踏まえると、気軽に内検を進めるべきなのか?躊躇することもあります。
何故?名前も名乗らないの???
電話問合せで、名前も名乗らずに『あの物件いくら?』と聞かれることもあります。
詳細は、HPをご覧くださいと言えば済む話ですが、そうも言えない事情もあります。
でも最低限お名前くらいはお聞かせいただきたいです。
駐車場であれば、車室はどこ??と聞かれることもよくありますが、無断駐車をされることもあるので、お名前を聞かない限り、お知らせしていません。
最近、お問合せマナーの悪い人が増えたなと思います。
決まる問い合わせは、感覚で判ります。
長年不動産業に従事していると、お客様の真剣度がちゃんと伝わってきます。
先日成約した奥町の土地もそうです。
WEBサイトを見て、インスタグラムフォームを利用され、問い合わせのあったお客様は現地確認後1週間以内には契約をしていたという事案。
先日成約した時之島の土地もそうです。
やっぱり良縁はお客様とのコンタクトがいかに上手にできるか?に限ると思います。
個人情報保護の観点から
あなたが仮に売主様だったとします。
居住中の物件でも、見てもらわないと成約には至りません。でも誰でも見せますか?
そんな気持ちをきちんと理解していただいてからお問合せを頂戴したいと思います。