事前確定測量の重要性

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2024年09月12日

事前確定測量の重要性

リアルアイで受託する土地の大半は、事前に確定測量をお願いしています。
理由は、万一境界整備で揉めた場合、その土地は売れないからです。
 

揉めると損、何故揉める要素を作る?

社長伊藤が所有する土地においても過去3度も測量した事案があります。

1度目は、隣接地と貸付していた借主が揉めてしまったケース。
2度目は、その物件の別の隣接地を購入した際 
3度目は、揉めた隣接地が相続のために、測量をした際。

1度目・2度目は当方負担、3度目は先方負担でした。

1度目・2度目で当方と、隣接地の境界については変更点もありません。
ところが、3度目に至っては、隣接地所有者が相続後、売却をするという内容…

過去に2度も測量をさせられたうえ、3度目に来た測量士(土地家屋調査士)が境界立会時の約束を守らなかったために、問題が勃発しました。 

【越境が確認された】⇒治癒を求める。

【今度は売却をするので、建物を壊したい】⇒取壊しは所有者の事由である。

【取壊しにあたって、土地を貸してほしい】⇒現在貸付しており、問題が生ずるのは困るので、お断りをした。

【何度も建築業者が来訪する】⇒建築業者に罪はなく、その問題解決法がどうしても納得できない。そのため、協力はしない


この建物はいまだ取り壊しが行われておりません。
そして何故そのようになったのか?

隣接する私の所有する土地は駐車場、そこのフェンスを乗り越えるような雑草がはびこり、一切除草作業もしてもらえず、境界整備の際にお願いしたにもかかわらず、一切改善しないまま。

これでは、揉めるのも当然です。  

土地の所有者は同意しているのに…賃借人が勝手にいろいろ口出しする。

最悪なケースです。
土地の所有者同士は納得して境界整備をするものの、建物所有者(土地賃借人)がいろいろといちゃもんをつけるケースはよくあります。

今回の場合、解体した土地に対して越境が確認され、その治癒方法について何も問題がない認識であるにもかかわらず、一方的にいろいろとクレームが…。

この土地所有者(貸主)もあきれ顔でした。

だから境界整備は重要なのです。 

リアルアイは、境界整備トラブルを未然に回避して売却活動します

売主様のご負担を少しでも減らす、そのためには事前測量は必須です。

開発団地のような場所で、きちんとした杭が入っているケースなら別ですが大半が、旧市街地の場合、未整備の場所が多いです。

これらを事前整備することで、要因がなくなれば、成約までの期間やお引渡等もスムーズに行えるのではないでしょうか?

一般的に測量費用は40万円~となっています。
先に負担する必要は生じますが、売ために必要な経費です。
問題を先送りせずに対処したいものですね。 
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