2025年02月03日
不動産購入の心得
不動産を購入するときに、「物件を内見したい」という項目があった場合、気軽にクリックしてしまうと思います。
その物件が居住中だったら?
あなたがその売主様だったら???
そんな話題から、語ろうと思います。
WEBサイトは気軽に問い合わせができる!
リアルアイにおいても、不動産ポータルサイトや自社ホームページなどで、不動産の購入希望を募る掲載をしています。
すると、多くの方が「内見したい」「詳しく知りたい」という内容をクリックしたお問い合わせを頂戴します。
残念な話ですが、その後、実際に内部見学に至るまで行くケースは稀です。
何故なら?
好奇心が先、まずは見てみたい!が大半だからです。
不動産会社は必ず聞きたい!
購入を真剣に考えている人なら、物件の詳細はWEBでほとんどの方が読み取ってこられます。
そして、その物件の良いところ、悪いところをそれぞれ確認する場として案内があると思います。
一例として、居住中の物件を売出す場合には細心の注意を計っています。
1.買い希望のお客様の属性はどうなんだろう?
(どこに住んでいるの??)
(どんな物件を検討しているの???)
それらを聞かせてもらえた方は、やっぱり購入に向けて真剣ですし、そうじゃない方は・・・冷やかし??という方もいます。
2.見てみないとわからないじゃない?
その通りです。見ていただきたいのです。でも、見ていただく以上、ある程度ご自身のことも教えていただきたいと考えています。
「どうして、この物件を取得したいのか?」「どのあたりで探しているのか?」
近年、これらの情報を聞き出さずに、現地案内をする営業も多く見受けます。
弊社に至っては、ご住所をお伺い出来ない方については、ご案内をお断りしています。
理由は簡単です。
どんな方だろう??ひょっとすると、こちらが取引をしたくてもできない方?という場合だってあるのです。
今でこそ、鳴りを潜めてしまいましたが、コロナ禍に至っては、その感染ルートなども聞かれることがあるので、絶対条件にしています。
そして一番不信だと思うのが、購入動機を語ろうとしない方です。
「居住用?」「投資用?」それをはっきり言わないのは、絶対に不審に思います。
だからと言って、「投資用物件を探しています」というお客様に、積極的に無記名(いい物件が出てきたら教えて…)と言われてもご案内しかねます。
やっぱりご住所はお聞きするべきだと考えています。
不動産会社は、わざわざ買い希望を出しただけで、そのご自宅に行きません。
正式な購入のお申込みを頂戴するときや、商談が進み、その報告などをするケースを除いて、わざわざ買い希望のお客様宅へ出向くことはありません。
もしあるとすれば・・・、近くに寄った際に郵送よりも持参で資料を届けたいケース位です。
先日も、資料をお届けにあがったところ、「何故、わざわざ来たんだ?」というお声が・・・
やっぱりその方は、購入動機が不審だったのです。
そしてやっぱり偽名だったり・・・
業者のなりすましでしょう・・・おそらく・・・
購入希望ははっきりと伝えるべき!
よくハウスメーカー経由でお話を頂戴することがあります。
残念な話、ハウスメーカー経由でここ最近商談がまとまった事案はありません。
多くが資料を一方的に提供し、それに対しての反応媒体になっているにすぎません。
逆に、弊社売主物件の場合、外部からの紹介(他の不動産会社を介して取引すること)はほとんどありません。
理由は、お客様の負担が増えてしまうからです。(他の業者を介せば仲介手数料が発生します)
なので、はっきり言います。
「購入したい!」と言っていただける環境を作ることが、不動産会社の仕事であると。
「私が買主です」…そういって、お取引に挑まれるケース
お問い合わせを頂く際に、「私が買います」という文面を前面に出して、資料請求をされた方もありました。
おそらく、ハウスメーカーでそのように言われての問い合わせだったのではないでしょうか?
お取引を進めていく中で、やはりハウスメーカー主導のパターンとなり、残金決済日の調整がなかなか進まないケースもありました。
金融機関で借入をするなら、基本金融機関の営業日に取引することになるのですが、「休めない」というような事案も。
一生に一度?の買い物です。極力調整を頂き、手配をさせていただきたいです。
あっちもこっちも・・・
本音、購入を検討される方は、物件ありきで、いろいろな情報媒体を見てお問い合わせをされます。
10分前にいただいたメールで、その後連絡を差し上げてもナシのつぶて・・・
電話をすると・・・
他で決めました・・・
縁がなかったなあ?と思います。
ですから、無駄な追客電話はしないことにしています。
物件購入は、やっぱりきちんと計画性をもって・・・
本当にあった話です。
私が「買えない!」といったお客様です。
他社で「購入できた!」と言われたにも関わらず、6か月後に「破産???」ありえない話です。
このお客様、買わなければ「破産」しなかったと思います。
何故「破産」に至ったのか?
収入が不安定な業種の方でした。
その場、買ってもらえれば何でもあり・・・ではないのです。
リアルアイで取引をさせていただいたお客様で、過去に「自己破産」「ローンの支払いが厳しい」というお客様は皆無です。何故なら、無理な支払計画はお勧めしないからです。